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お金の問題は隠すと膨らむ

わたしは【お金】に対する葛藤を手放している最中です。もう、痛いほど「失敗」を経験し続けてきましたから。経験を「失敗」とするか「成功」とするかは人それぞれですが、モヤモヤがあるのに、本当は「あーやっちまったー」と感じているのに、むりやり「(お金は)出せば戻ってくるから大丈夫!」とか、力ワザでポジティブシンキングすることで事を複雑にしてしまいます。そして重なっていく「失敗」。


それやりました、散々(笑)


なんだよ「出せば戻ってくる」って。これを自分に都合よく、カタチだけ取り出して真似っこしたって豊かになんてなれるはずないですよね。ちょっと考えれば分かること。

そのワードを提唱していた方々の心の状態や姿勢まで真似しようと、自分自身と向き合ったか?ってことです。やってませんもん、出したら減る一方です(笑)

そんなワケで、失敗談(ネタ)はたくさんありますが、まぁ、追い追い。



最近、こちらを読みました。

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小池浩さんの6冊目の著書「借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた お金の取扱説明書」。このなかに

お金の問題は隠すたびに大きくなる


と、あります。

一部抜粋させていただきます。


地球上のすべてのことは、よくも悪くも必ず積み上がります。

〜中略〜

一番大きな問題は「隠したこと」です。「悪いことをしている」と自分が心の底で思っていることを「隠した」ら、あなたの宇宙は非常に大きなダメージを受けます。





…そうですね!!!!!(頷く✕100)

ほんとにそう。わたしも、ここに、「隠す」という行為にエネルギーを費やし続け、溢れ出てくる「罪悪感」に苛まれてまともに眠れなかったので、やっぱりそうだよなと改めて思いました。


隠すという行為は、必ずその根っこに「○○でなければいけない」という正義があります。その正義を貫けない事実を見られたり、知られることがイヤで「隠す」のですよね。

そもそも、その正義が自分にとって本当に必要なものなのかどうか?よく見る必要がありますが、ことお金の問題に瀕しているときはとにかく視野が狭い。人間目線で、これまで生きてきた数十年間のうっすい知識とワザだけでなんとかしようとするから、うまく行くワケがない。隠しながら「なんとか誰にもバレずにうまくやる方法は…」とかやってるうちは、お金の問題のまわりを腕組みしながらぐるぐる回ってるだけです。


小池さんの著書、続きにこうあります。

おすすめしたいのは、勇気を出して、「一番言いたくない、身近な大切な人」に話すことです。


これも本当にその通りだと思います。なぜなら、その一番やりたくないことが、自分自身が成長する「きっかけ」でもあるし、一番乗り越えるべき「壁」でもあるし、実は解決策への「近道」でもあるから。

隠していたものに自ら光を当てたら、エネルギーは解決に向かうのだそうです。



でもね、やっぱりこわい。めちゃくちゃめちゃくちゃこわい。どんな顔をされるだろう、どんな反応をされるだろう、なんて言われるだろう。自分の大切なもの…わたしの場合は家族ですが、それがバラバラになってしまうのではないかと、不安で気が気ではありません。。。

小池さんは、それ(身近な大切な人に話すこと)がどうしても無理なら、専門家に相談するなどして一人で抱え込まずに問題を開示してみて、とアドバイスしています。わたしも長いこと悩んでぐるぐるしてきましたが、前回の記事で書いた一つのご縁から「借金の専門家」につながりました。


長い間、誰にも言えずに一人で抱え込んできた「お金の問題」。まずは、見たくないものを直視する。わたしの場合は、明細と一月の収支…書き出すとため息と恐怖に包まれますが、問題解決はそこからです。初めて他者に打ち明けることになります。