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kintoneアプリ開発の要件定義にかかる時間を短縮!


こんにちは![エン・ジャパン]kintone推進担当です。
エン転職・engageの事業部でkintoneアプリの作成・推進をしています。
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はじめに

kintoneアプリ開発の要件定義に時間がかかってしまう…。
と悩んだ経験はありませんか?

私たちの組織では、kintoneアプリ開発の要件定義に時間がかかり、アプリ開発者のキャパシティが不足しやすくなることが課題でした。
その課題を解決すべく、「依頼者の要望を効率的にヒアリング」しました。

今回は、私たち組織が「なぜkintoneアプリ開発の要件定義に時間がかかっていたのか。」「どのように時間を短縮したのか。」をご紹介します!

kintoneアプリ開発の要件定義にかかる時間を短縮!

私たち組織の開発体制

私たちの組織は、エン転職・engageの事業部でkintoneアプリの開発・推進をしています。

私たちが利用しているkintone環境では、統制をはかるためアプリ開発者の人数を制限しています。現在、開発者は約10名程度。

各部署から依頼を受けてkintoneのアプリ開発を行ないます。
依頼者との打ち合わせの中で課題や要望をヒアリングし、要件定義まで行なっています。
要件定義などの準備が整ってから、ようやくアプリ開発に着手できます。


依頼者の要望を効率的にヒアリングしたい!

依頼者の課題を解決するためには、依頼者から要望をしっかり伝えてもらうこと、 開発者が要望を正しく理解することが大切になります。

今までは依頼を受けた後に行なう打ち合わせの中で、課題や目的などの要望を1からヒアリングしていました。
要望を聞きながら要件を整理しアプリの仕様を考えるため、打ち合わせが複数回に及ぶことも。

依頼数が増えるのに比例して、打ち合わせにかかる時間も多くなりました。
その結果、アプリ開発者のキャパシティが不足しやすい状態に。

限られた打ち合わせ時間内で、効率的にヒアリングを行ないたい!
それができれば打ち合わせ回数を減らすことができ、要件定義にかかる時間を短縮できると考えました。

そのために課題や目的などの情報を、依頼者から事前に共有してもらうことにしました。

依頼者から共有される項目がバラバラだと、情報に過不足が発生する可能性があります。
なので依頼者から共有してもらいたい項目をまとめ、フォーマット化。
私たちの組織では『事前共有フォーマット』と呼ばれています。

依頼者はこのフォーマットと共に開発依頼の連絡をします。

実際に使用している『事前共有フォーマット』の一部をご紹介します。

                        エン・ジャパン・事前共有フォーマット


『事前共有フォーマット』を使ってみて…

『事前共有フォーマット』を使い、依頼者から事前に情報を共有してもらえることで、打ち合わせ回数の削減ができました。
要件定義などにかかる時間の短縮に成功です!

・事前に必要な情報を得ることができ、打ち合わせ時間の短縮に成功。
 開発者だけでなく、依頼者にもメリットがあります。

・事前に要望を知ることができると、要件定義をある程度予想し準備ができる。
 事前に検討事項を洗い出すなど、準備をして打ち合わせに臨めます。

・事前共有フォーマットがあると、依頼者と共通認識をとるのが簡単。
 同じものを見て会話ができると、認識相違が発生しにくいです。

打ち合わせ回数を削減できたことで、開発者のキャパシティを確保できました。
結果、納期短縮につながり、対応できる案件数が増加しました。
これは依頼者にとってもメリットですね!


まとめ

依頼者から事前に情報を共有してもらうことで、打ち合わせに向け適切な準備を行なうことできます。

開発者だけでなく、依頼者にもメリットがあることが大切ですね!


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エン・ジャパン[DXリスキリング]はいままで事業会社である自社でkintoneを作り続けてきたノウハウを活用する伴走型「育成」コンサルティングです。
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