日本企業は“名君”頼み

次回と同じことを書いているような気がしながら、今回は書いています。

ちなみに、次回と書いていますが、その次回のほうを先に書いています。
つまり掲載順序が逆になっています(ややこしい)。

というページで、
『メールに使われる上司、エクセルで潰れる部下 利益生むホントの働き方改革 (朝日新書)』
という本のことが紹介されていて、
その文章を読んだら、
実際の本も読んでいないくせに、言いたいことがいくつか出てきました。


一つ目、ここでもまた、『愚者の心得』(またと書いたのは次回も出てくるから)。
二つ目、Why Japanese people?

次回も引用する厚切りジェイソンさんへのインタビュー

―― それは日本とアメリカの風土の違いかもしれません。上司に無駄なことを指示されたときに断ることが許される風土が、アメリカにはあるのですか?

【ジェイソン】いや、その質問おかしいよ。超おかしいよ。言い方を変えると、日本の会社は上司が部下に無駄なことをさせているのをわかっているのに、それを断る人を怒るんですか? 日本人のそういう感覚は本当にわからない。無駄なことを断わるのは当たり前じゃないですか。なんで断れないんですか。Why Japanese people? 不思議でしょうがないですよ。目上の人が頼んだからといって、無駄をする方が正しいんじゃ、会社は破産するよ。そんなんだから台湾の企業に買収されるんだよ。

これと同じですね。

そして三つ目、

ちなみに今回登場した会社を含め、各務さんが関与してきたプロジェクトの中で、大きな改革を伴うプロジェクトが成功したのは、トップダウンで意思決定したものばかりなのだそう。

逆に言うと、トップに決断力がないと話は頓挫しがちですし、社内の反対の声を押さえられないのだと思います。

はあ・・・・(ため息)、以前にも書きましたが、日本は集団として変わる力が無く、名君(めいくん)だのみなんですよね。


タイプ6日本人論書いてます。

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