やはり『思考者』タイプ5は考えが遅いように思う

『「頭の良いほど考えが遅いのかも」からタイプ5を考える 』

に続く
『思考者』タイプ5は考えが遅いかも
な話です。

『創造性の心理学①|閾値理論と連想理論』

Mednick (1962)は、連想的考え方を現代的心理学に導入した「創造的プロセスの連想理論」を提唱し、実証的に検証を行いました。結果として、Mednickは「独創的なアイデアは、遠いところにある」ことを発見しました。言い換えると、私たちがすぐに思いつくようなアイデアは独創的ではなく、そのようなアイデアが出尽くした後に現れるアイデアこそが独創的である可能性が高いということです。

『思考者』タイプ5は採算度外視なところがあるので
そこまでして考え抜いた後に、独創的なアイデアが出るという話です。

つまり初期の段階は、リソ&ハドソンの言うところのレベル5であり「一心不乱な概念作成者」(←記憶で書いてます)でしかなく、その段階ではまだ「すぐに思いつくようなアイデア」ばかり一心不乱に出していて、アイデアそのものは「独創的ではなく」という状態だということです。その先「アイデアが出尽くした後に現れるアイデアこそが独創的である可能性が高い」となります。思考の果て、考え抜いた後に、独創的なアイデアが出るということです。

それでトータルとしての思考時間は膨大なものとなり、
そうなるとやはり『思考者』タイプ5は考えが遅いのではないか? と私は考えています。

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