エニアグラムで親切なタイプというと・・

エニアグラムで親切なタイプというとまず浮かぶのが『人を助ける人』『献身家』『援助者』とも言われるタイプ2です。

ですが、私個人で言えばタイプ6が真っ先に浮かびます。

私の私的解釈ではタイプ2は『情をもってつなげる人』となります。タイプ2はハートセンターに属し、私はこれを知情意の情で説明しています。
『情をもってつなげる人』であるタイプ2は感情でもって人につなげていきます。それで、つなげる人というものはつなげた先に手応えを求めます。タイプ2の場合は、それで情の手応えとして感謝を求めます。「ありがとうございます」「助かります」を求めます。そしてこの手応えが無いとこじれる場合もあります。

タイプ6は安心・安全・安定を求める人です。人に親切にするタイプ6は、自分が欲しいものである安心・安全・安定を提供することがあります。そうすることで他人との間も安心・安全・安定でいたいと思っています。
それで相手が自分の求める安心・安全・安定を提供しないと不満に思います。これはちょっとしたことでも不満に思うようです。つまり、隣の机の私物が自分のほうにはみ出している、だったり、返信が遅いだったり、そういった小さい混沌でも、安心・安全・安定が崩れた気分になるタイプ6がいます。そういった人ほど、自分がして欲しい細やかな対応を人にしています。

同じ親切でも動機や求めているものが違います。

仕事をしていて、こまごまと、もしくは、せかせかと対応してくれるのはタイプ6な印象です。
タイプ2は仕事となると、それが当たり前で感謝されない立ち位置になることもあり、そうなると、どうも欲求が満たされないこともあるようでフラストレーションが溜まってくるようです。そういった人もいます。

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