私が「セクシー田中さん」事件にこだわる2つの理由

一番は義憤です。
原作者が死んだ原因があると思っていて、これを有耶無耶にすることは許されないことだと思っています。

あとの一つは、今ある日本の諸問題の中で一番解決しやすい問題だからだというのもあります。

自民党の問題や共産党の問題は、熱心な支持者がいます。また政治の話そのものを嫌う人も多くいます。
ジャニーズは熱心なファンが存在します。

これらに比べて、「セクシー田中さん」事件は、同意が取りやすいものだと思っています。また周りを説得しやすいものだとも思っています。

調べることもはっきりしています。
「契約書の内容」「遺書の内容」「(原作者の)行方不明届を出した職場関係者(編集者の可能性あり)の証言」「行方不明届を出した知人の証言」「行方不明届を受け取った警察の証言」「プロデューサーの証言」「脚本家の証言」「小学館の担当編集者の証言」「小学館のメディア担当者の証言」「隠されているキーパーソンの証言」から始まるいくつかの項目です。
調べようとしさえすれば調べられる内容です。また関係する方々も、基本的には善人です(のはずです)。

いわば問題としては初級レベルです。
難易度としては簡単なものです。
この難易度の問題で解決できなければ
いま日本で問題が明らかになっている他の問題も
解決できないと見ています。
問題が解決できない日本であれば、このままいくつもの問題を見つめながら没落していくだけです。

それで「セクシー田中さん」事件に私はこだわっています。



日テレは報道も行っていて、
小学館も週刊ポストをもっていて、
報道メディアとしての存在が問われています。

また、日テレ小学館とも、そこには社員が存在し、その良心も問われています。

日テレ『news zero』での有働由美子アナの発言や、
日テレ『DayDay.』MC南海キャンディーズ・山里亮太の発言は、
良心的なものとして記憶しておく必要があります

このような良心を他の社員にも期待しています。

そして一般人たる我々は、日テレの番組を見て、そのスポンサーの商品を買って、
また、
小学館の書籍を買って、メディア化されたドラマや映画を観て、また雑誌にある広告の商品を買って、
そういった形で企業を支えているので、一般人の我々も大きく見れば当事者です。

そういった身近にある会社が関わる事件が起きて、そこにどれだけ関心を持ち続けられるのかが問われているとも思っています。 


そういったわけで私は「セクシー田中さん」事件を持続して取り上げ続けます。



追記
わかりにくいかもしれませんが、これは私がよく書いているエニアグラムのタイプ6日本の問題のひとつだという認識です。
混沌に弱いタイプ6日本は、その混沌が簡単におさまらないとストレスを感じ、その混沌から目を背けます。そして問題が解決せず残っていくことになります。
これはレベルの落ちたタイプ6日本の姿です。
それでエニアグラムから見たタイプ6としての日本のレベルを私は落としたくないので、私なりに混沌から目を背けず関わっているということです。
タイプ6社会を構成している一人として、ほんの少しだけでもレベルの落ちていないタイプ6の動きをしようとしているのです。

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