商店街問題の話を読んで

『商店街組合の腐れっぷりにブチ切れた。』

前半は

私が事務局を引き継いだ組合は、なんと発足してから35年もの間、ずぅうーーーっと運営が杜撰だった

という話。

後半は
商店街組合も商店街も役目を終えているという話。

道路脇の花壇が手入れもされず、ゴミが放置されて街が荒んでいるのは、(商店街組合の)事務員が仕事をしなかったからではない(組合の事務員は用務員ではない)。
この街のありように責任を持つべき地権者と商店主たちが何もしなかったからだということを、まずは彼らが自覚すべきだ。
こちらがそう言うと、必ず「昔とは違うから無理」だと言い訳が返ってくる。
「今は余裕がないんだよ。みんな自分の店のことや生活で手一杯なのだから、街のことを考えたり、組合の活動をするお金と時間がある店主なんて居ないんだ」
と。それはその通りなのだろう。だったらなおさら、やるべきことがあるはずだ。

組合の解散である。

もっと言えば、すでに商店街そのものが地域住民の買い物インフラとしての役割を終えているのだ。昔ながらの商店街が無くなったところで、住民は買い物に困らない。

いいかげんその現実を受け入れて、状況に合わせて変化すべき時が来ている。
現状維持にこだわって、時代の中で役割を終えたものを無理やり延命させているから、余計なコストがかさむのだ。

みんな頭ではそれを分かっているのに、
「それは正論だけど、口に出したらいけないよ」
「そう白黒はっきりつけようとするな。グレーなものはグレーなまま置いといてくれ」
と、私を諌め、問題の先送りを続けようと必死だ。

だったら、好きにすればいいじゃないか。

もはや自分たち自身が微塵も信じていない「商店街活性化」に逃げ続け、その場しのぎのイベントを乱発してお金と時間を無駄にしながら、1日でも長く決断を先延ばしにしていたいのなら、ご自由にどうぞ。
私は覚悟を決めない連中にいつまでも付き合う気は無いので、

タイプ6な日本は、安心・安全・安定を求めます。
ですが、それが崩れてきて簡単に対応できないとなると
安心・安全・安定の夢を見始めます。

混沌から目を背け、決断から逃げ、問題を先送りにします。

この話は、そういった悪い状態のタイプ6が出ているものとなります。

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