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多様なジャンルを演奏すること

生徒さんから、考えさせられる素敵な質問をいただくことが多いので、noteでご紹介していこうと思います。

第一弾は、一番よくきかれるこれ!

「色々なジャンルの音楽を弾いて、混乱しないのか」

具体的には、

Aさん「アイリッシュフィドルを習おうと思っていたのに、ハーディングフェーレもやりたくなっちゃった・・」

Bさん「アイリッシュフィドルを習っているが、好きなクレズマーの曲も弾いてみたい・・」

Cさん「アラブ音楽もやってみたいけれど、チューニングが違うんですよね・・?」

で、みなさん口を揃えておっしゃるのが

「今習っているジャンルもまだ完成していないのに、新しいものに手を出していいのか・・・・・(なんとなく申し訳なさそうな顔)」

わたしの答えとしては、もちろんOK◯

むしろ大歓迎です◎

民族音楽以外のジャンルに目を向けると、例えばクラシック音楽の演奏家は、江戸時代ぐらい昔のものから新作まで、そして、ヨーロッパ以外の地域の音楽も勉強しています。(その中で、自分の得意分野に出会い、留学したりして専門にしていきます。)
楽器も、ヴァイオリン奏者がヴィオラを兼任することも多いし、音楽大学では自分の専門ではない楽器(副科)も勉強します。

島国日本で育ったわたしたちが民族音楽に出会う機会は多くありません。
アイリッシュ音楽を偶然聴いて好きになったように、出会ったら心を掴まれる音楽はきっと山のようにあります。
その時、既に習得した小さな技術にしがみつくのは、もったいないなと思います。

ジャンルを超え、のびのびと音楽を楽しむ仲間が増えることを願っています。
もちろん、レッスンに来てくださっている方であれば、もし本当に混乱しそうになった時には、必ずフォローします。

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先月から、月2回ペースで上野でのレッスンを行っています。9月10日(土)は、1〜2名上野で体験レッスンを受け付けられそうです。
ご興味のある方は、こちらからお気軽にご連絡ください。

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