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すいすいのこぎかた2 開始準備

何をどこまで準備する・・・?

「駄菓子屋をやったら来てくれるかな?!」なんて、閉店する駄菓子屋でそれとなく言っちゃった、、、約2ヶ月前。2018年の1月でしたが、オジサンはあるイッキュウケンチクシさんに会いに行きました。(実はオジサンも同じイッキュウケンチクシw)

埼玉県川越市のおとなり、狭山市にある higa-design の東(ヒガシ)さんという同い年の方です。

何でも、週一で事務所の前で駄菓子屋を始めたってもんだから、いつか駄菓子屋をやりたい!って思っていたオジサンは思わず、自分のこどもたちを連れて駄菓子屋さんがやっている日の夕方に事務所を訪ねた訳です、はい。

その時の少々興奮気味のFacebook投稿が残ってたので、コピペ。


*** ここから ***


狭山の団地街で、週一駄菓子屋さんを始めた!と伺い、思わず行って参りました。FB上では5年前くらいに出会っていたのにリアルにお会いするのは初めて!という、僕が勝手に、これからの地域建築士モデルとしてシンパシーを抱いて活動をオンライン上で注目していた東 裕二 (Yuji Higashi)さん。

実に素敵な感じ。

決して、熱く燃え上がっているような情熱的な方では無い。娘たちを引き連れて行ったのだけれど子どもたちとの対話でわかる。ジワジワと、ポツポツと、湧き上がってくるような楽しい感じ。

大きなテーブルは実は本物のビリヤード台(キューを製作する有名な会社が狭山にあるようで提供して頂いたとのこと)で、天板が子どもたちでも動かせるようにスタイロフォーム20mmに木目薄板を張り合わせて加工されていたり、

ニヤニヤしながら天板を外して見せてくれたビリヤード台!


フツーに、本格的に遊べちゃう感じw


元美容室間取りを活かした広めの空間で既存であったというtelephone boxが可愛らしく赤くペインティングされていたり、子ども食堂を定期的になさっていたり、本棚の図書コーナーがあったり・・・

お目当の駄菓子は10円、20円、30円とそれぞれ1箱ずつ分類された箱が2つずつあって子どもたち自身が楽しく自分たちで計算しながら買えるようになっている。

箱に分けられた駄菓子たち


しかもこの箱は可愛い台車に乗ってモバイル的に動けるから、どこでも街へ出動できる!

ネーミングが秀逸 のぼりも

僕も必ず人生で駄菓子屋(形態やスタイルはどう進化してくかわからんが)をやる。理由はこども達とつながりたいから。閉店時間の17時ちょうどに、初めて来た子どもたちへ最高の笑顔を見せながらニコニコ楽しくお買い物をさせてくれた東さんに感謝。幸せを頂いたひとときでした。

東さん、最高。


*** ここまで ***


まだ、「駄菓子屋やろうかな」宣言をした3月より全然前の、2018年1月ですから、純粋にトキメキ感動した訳です。このスタイルでできるんだぁ〜!とか、設計のお仕事されているから箱とか台とかあれもこれも「デザイン」されててステキなこと! そして、東さんのニヤニヤ静かに企んで楽しんでいる優しいお人柄。直感的に質問攻めをしてしまったんですが笑 その中でも後々にすいすいの仕入れ基準となる「1回での仕入れで5,000円分くらいですかね・・・」のコメントをくださったのも東さんでした。

東さんはその後もずっと駄菓子屋を続けていく中で、本業の建築設計業のセンスを遺憾無く発揮される駄菓子屋マシンをいくつも生み出していきます。



1 駄菓子屋にはお菓子の区分けの「箱」があると良い

2 仕入れは一回5000円くらい

3 移動できる感じにしておくと なお良い


この辺りが後々、ボデーブローのように時を超えてスタートにつながっていきます。

2018年2月のこと。
川越で仲良くさせて頂いている、日本全国飛び回って地域のまちづくりや様々な企画やコーディネートをなさっている 飯石藍(いいしあい)さんから

「荒木さん、面白い人がいるんですけど、会いますか〜!?」

とお声掛け頂きました。内容を聞くと面白そうなので、お会いすることになり、それから少し過ぎた3月1日。まだ、すいすいのすの字も浮かんでいない頃に、長女を連れてサンリン自転車生活社に遊びに行った訳です。


長女とサンリン自転車生活社のミワさん


制作の様子を見に来ていた川島くんというお兄さんと出会う


ここら辺までお話しして、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
オジサンは、駄菓子屋をやる前、あの閉店でのプチ宣言をする前に、既に少しずつ、少しずつ、不思議なカタチで無意識に「何をどこまで準備する?」のモードに入っていたんではないか、、、と、思うのです。

そして、
らく楽さん閉店後の3月20日以降、どこかの空き家とか空き店舗で駄菓子屋ができないかなぁ・・・と不動産屋さんに聞きにいったり、ネットで調べたりする動きを始めて、少し経って気がつく訳です。


だがしひがし

5000円

移動

三輪自転車


これで、スグ、駄菓子屋、できんじゃん・・・って。

埼玉県川越市を中心に、個人的なことから、一級建築士事務所maao、リノベーション会社80%、coworking & shareoffice ダイクマチ・ロッケンマチ、三輪駄菓子屋すいすいなどの情報を投稿させて頂きます!