よわいところ
まじめですね。と言われるのはあまりうれしくない。
仕事をする上でまじめにやるに越したことはないんだけど、昔「まじめだよね(笑)」と言われてからは、まじめだとうんざりされるんだなと知った。
まあ自分は外面だけまじめなので、家の中だと普通にだらだらしてるし、洗濯物も洗い物もためこんでしまう。期限だってぎりぎりになることもざらにあるような人間だ。
それで楽になることもあれば、外面だけ取り繕って中身が薄い自分のことを心底大っ嫌いになったりする。
だからちょっと考えてみた。楽になるときと、そうじゃないときは何が違うのか。
仕事ややるべきことに打ち込んで、それなりの頑張りを達成したときと、何かやるべきことがやりたくなくて逃げているとき。
意外とわかりやすいのかもしれない。何かに打ち込んでいるときはたいてい自分の好きなことだ。楽しくて好きな仕事。でも、やりたくないことは直前まで全く火がつかない。やればすぐ終わることなのに、いつまでもやらない。外面良くして「頑張ってる風」を出してしまう。バレているだろうけど。
だからやらないといけないのにやらない自分が大っ嫌いになる。
単純な話だ。やればいいだけ。
やりたくないことは、本当の私を浮かびあがらせる。それができない自分、力が足りない自分、何回も何回も努力しないといけない自分、そういう私自身の弱いところと向き合うのが心底嫌いだ。無能さがより際立って、何もできない、役に立たない、使えない人間だ、と落ち込んでしまう。
こんな風に思うのが嫌で、始めればいいことを始められなくなる。
ただの負のループ。
もう、わかったから、やろうよ。始めたら、地獄は終わるから。
この第一関門を抜ければ、気が楽になるはず。
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