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椿の実、みのる頃


先々週・先週の休日に、本来ならば出歩かない方がよい状況下なのですが、少々遠方の山中、夫氏の故郷方面へと出かけてきました。

お盆期間には台風や豪雨の災害で行けなかったのと、お彼岸のぶんも兼ねてのお墓参りが主目的。

もちろん、
・移動は自家用車。必要最低限の用事以外ではウロウロしない。ついでに行きたい所もあるけど我慢して寄り道しない。
・消毒手洗いなど予防策徹底的に。
等々、を守った上です。


先々週は、夫氏の義兄様の所。
本当に山を切り開いただけの知る人ぞ知るような場所なので、放っておくと枯れ葉や雑木に埋もれてしまう為、毎年恒例でお墓お参りというよりは参道の雑木伐採と整備に行くようなものになってます。
結婚後しばらく住んでいた所のすぐ近くの田舎町の山の中ですが、町育ちながらも子供の頃は山野が遊び場だったので平気な方です。
有毒の虫・爬虫類はさすがにコワいですが(笑


先週には県境に近い、やはり山を越えて田園風景が広がる…イメージで言うならば『となりのトトロ』のあの田舎の風景そのもの!といった所にある、菩提寺の境内で管理して下さってる、家代々とお姑さんのお墓参り。

どちらかといえば、こちらの方が、ちょっと不謹慎な話かもですが、本当に野山!で季節感ある中を行き来出来るのと、帰り道にある、誰もが気軽に立ち寄れるハーブガーデンや道の駅で農協が経営している産直市場に行けるので、楽しみだったりします。



紆余曲折あって現在に至りますが、やはり山や野、田畑のある暮らしは(それなりにとても大変なことも多いですが)いいなぁ〜と思います。

しばらく土地を離れて、年齢も経験も重ねてきたのと、気分的に色々と落ち着いた後だからそう思えてきたのかもしれませんが…

今は郊外ですが、一応町に住んではいますが、近場でよい環境ならば、山の中に住みたいな〜と、思ってます。
できれば、海に近い所。
オーシャンビューでなくても車で30分程度で行ける距離でよいので、本当良い所あったらいいなぁ…
ちっちゃくてもいいから畑も作りたいし笑



子供の頃の体験は大きいですね。
その後の、大人になってからも内なるどこかでベースとなってるように感じます。

家業の関係で、少々特殊な家庭環境だったのと、学校や近所での友達関係に馴染めない子でした。
なので、決して楽しかったとは言い切れない子供時代だったのですが、それでもこういった野山などを懐かしく心安らぐのは、きっとキチンと人として誠実なしっかりとした大人に守られ育てて頂いたのと、言葉や文字ではおさまらないものを授けて下さり、恵みをもたらして下さる自然に存分に触れることのできる環境にあったのが、心の…魂の栄養になっていたからだと思っています。


今現在、自然に触れる場所といえば限られて、なかなか…という環境が多い世の中です。

週末には山野に出かけて満喫して来られるのも、もちろんステキなことです。
そこまで出来ない時は、日々の暮らしの中で、季節の変わり目の日差しや吹き抜ける風のかおりや温度の変化を見つける、とか、乗り物の車窓から見える木々、どこかのご家庭の植木に咲く花、アスファルトのすみっこにひっそりと息づいている草花、鳥や虫の声、、、

時折、スマホなどをちょっとお休みして、まわりを”感じる“。
出来れば、ご家族でゆったりと。

植物がたくさん植えられている公園でゆっくりお散歩してみるのを取り入れてもいいかな、と

机上の学びも、それはそれで豊かにしてはくれます。
それに+αしてみる感覚

自然の持つチカラは、本当に不思議で神秘的。偉大。う〜ん…言葉にはおさまらないですね
全てのものの大もとですし。
だから、そのパワーに触れて取り入れてみるという感覚です。


私の過去に、これまでかと思う程にメンタル落ち込んでも、カンダタが地獄に降りてきたクモの糸を見つけたように、這い上がれるきっかけになったのも、庭先の椿の種を1つ拾いはじめたところから、という経験上でのことなんですが。

なんだか、いつの間にかこんな方向の話に(汗)

メンタルや魂への栄養は、体への食品5大栄養素に等しいほど、大切なんだなぁ、と感じたものですから、つい語ってしまいました。

もしよろしければ、最初はなんだか分かりにくいかもしれませんが、毎日、小さくても1つずつ。感じてみてください


こちらの今日は、少し肌寒いです。
台風接近の影響もあってくもり空です。

季節の変わり目、どうか皆様にはお体ご大切にお過ごし下さい

ではまた
ごきげんよう











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