スーパークレイジー君について
おはようございます。
今日は「スーパークレイジー君」について色々思うことがあるのでお話したいと思います。
1.スーパークレイジー君とは
皆さんは「スーパークレイジー君」をご存知ですか?
彼の本名は「西本誠」で年齢は34歳です。
彼は令和2年の東京都知事選挙に出馬したことで大きな話題を呼びました。
彼といえば「元暴走族で少年院上がり」で「奇抜なパフォーマンス」の2点でsnsを初めとした各所で話題を呼びました。
しかし、当時は全身に刺青が入っていて元暴走族上がりのふざけた奴がまた遊びで出馬してきた程度にしか思われていませんでした。
2.当選
そんな彼ですがなんと令和3年の埼玉県戸田市市議会議員選挙に出馬し彼はなんと当選しました。
何故かこのことはあまり報道されていませんでしたが、この当選はネット民やや今まで彼をバカにしてきた人達に大きな衝撃を与えました。
僕も「ネタ枠の人が当選するはずがない無いだろう」と思い込んでいたため市議会議員当選の報道を目にした時は大変に驚きまし。
3.希望の光
僕は彼の当選は「希望の光」だと思っています。
国政の話を致します。
現在与党の自民党は殆どが組織票で成り立っていると言っても過言ではありません。
献金をしている企業や、親の後援会、地元企業、創価学会からの組織票がかなりの割合を占めています。
僕は、安定した政権のためなら組織票も悪くないと思うのですが「国民のための政治」作りが難しくなってしまうと思います。
やはり組織票によって成り立っていると、その投票して貰っている業界や企業に配慮した政治になってしまいます。
ですがスーパークレイジー君のような「後ろ盾がない政治家」は、投票して貰った国民に直接働くことができるので
既存の政党の人達よりより国益のためになります。
実はこの「後ろ盾がない」という事が結構大事なポイントとなってきます。
これは株式投資で例えると分かりやすいと思います。
資本比率が企業や団体を占める議員より、資本比率の殆どを国民が占めている議員の方が圧倒的に国民のために働けることは明らかです。
そういった点から彼のような議員が当選する事は「希望の光」なのです。
4.スーパークレイジーから見えてくる日本の課題
N国党やスーパークレイジー君、後藤輝樹さん等の派手で奇抜な選挙パフォーマンスをする方が最近増えてきています。
それは何故でしょうか?
答えはシンプルで「そうでもしないと認知すらされない」
からです。
おそらく彼らの中で好きで暴れている方は1人も居ないと思います。
しかし世の中の選挙の殆どが「出来レース」状態にあるため、普通に立候補しても報道すらされないという悲しい現状があります。
日本のメディアはバイアスかかりまくりで公正な報道なんてされませんからね。
したがって残された方法が「暴れる」しかないというのが現状です。
権力と金の奴隷とかした議員しか当選できず、それ以外の後ろ盾がない素晴らしい志を持った人間が政治に関われないというのが日本の政治制度における最大の課題だと思います。
5.選挙に行こう
お話してきたように現在の既存の政党や議員はそのほとんどが二世議員であったり、企業や利権団体からの組織票によって成り立っています。
自民党はその最たる例で、トヨタ自動車をはじめとする多くの企業や政治団体、利権団体と公務員からの組織票がかなりの割合を占めています。
さらに公明党は言うまでもありませんが、創価学会からの組織票で成り立っています。
しかし年々選挙に行く国民の割合は減少していっています(特に若い世代)。
組織票から得られる票数は毎回一定なのですが、国民からの投票数が落ちているという事は必然的に組織票の割合が年々増え続けています。
そうなると最早、今の政治に民意が反映されているとは到底思えません。
民意が反映されなくなり、利権団体ばかりが得をする政治体制になってしまっています。
それに加え、若い志を持った人間も選挙に勝てなくなってしまいます。
そんな現状を打破するにはやはり「選挙に行く」という方法論しか残されていません。
政治に民意がしっかりと反映されれば、相対的に利権団体や献金企業らの意見が力が弱くなってきます。
今のこの腐りきった政治体制・自民党を変えるには僕ら若い世代が選挙に行くという「行動」を起こすしかないのです。
そうしなければ日本は確実に「破滅」へ突き進みます。
この理由は話すと大変長くなってしまうのでまたの機会に話そうと思います。
6.最後に
5章で少し話が逸れましたが、今回のスーパークレイジー君の当選は日本にとって少し前向きな出来事だったと思います。
「またなんか変な奴が選挙に出てるな」の部分で思考停止をしないで、なぜ彼らがそうした方法を取らざるを得ないかなどを考えていくと日本の政治における諸課題が見えてきます。
しかし、彼らの主義主張に100%同意して欲しいなどと思っている訳ではありません。
実際僕も「それは違うのでは?」と思う部分もありますが、彼らのような比較的若く熱い志をもった人間が今後の日本を良い方向へ導いてくれると確信しています。
そうして少しずつこの腐った国を変えて欲しいと思っています。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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