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【開催レポ―ト】実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方~育休後カフェ®・ファシリテーターが14人誕生しました!

こんにちは! エンパブリックスタッフの矢部です。
育休後コンサルタントの山口理栄さんと進めている「育休後カフェ・ファシリテーター講座」。第9期のふりかえり会も終了し、新しく14人のファシリテーターさんが誕生しました。

育休後カフェとは、「育児をしながら仕事する人の多くが抱える両立やキャリアの葛藤や課題を、他者との対話を通じて解決の糸口を自ら見つけていく対話の場」で、育休後コンサルタント®の山口理栄氏が2011年に提唱し活動を始めました。

エンパブリックでは、育休後カフェ®のような対話の場を広げることを目的に、場を主宰できるスキルと知識を持った育休後カフェ®・ファシリテーターの養成を、山口理栄氏と共同で取り組んできました。これまで約70名のファシリテーターを輩出し、各地で多様なテーマで育休後カフェ®を展開しています。

本講座には、以下のような特徴があります。

  • 仕事と育児の両立支援をする人に必要な、基礎知識や考え方のヒント、最新トレンドを学ぶことができる

  • 場づくりやワークショップの開催の基本スキルを学ぶことができる

  • カフェ開催の実践とふりかえりと通じて、すぐに活かせるスキルを身に付けることができる

  • オンデマンド学習を取り入れ、自分のペースで学べる

特に、本講座で知り合った同期の受講生2~3人でグループを組み、企画・広報・運営・ふりかえりの一通りを体験するというのは、簡単ではありませんが、気づきや学びが深いと好評です。

今回のふりかえり会でも、
「仲間との出会いがよかった」「仲間と進めることで、自分とは考えられない視点を得られた」「それぞれが得意なところ、苦手なところを補うことができた」
といった声が聞かれました。
エンパブリックでも、プロジェクトは4人でやろうと提唱していますが、

2人でもなく、複数でやる意味をまさに、実践の中で皆様方が体感&意義を認識いただいたようです。

また、実践をしてみると、告知・周知に課題を感じる方が多くいらっしゃいます。ふりかえり会でも、講師にも「良い方法がないか」といった質問が多数寄せられます。
広石からは「そういうもんです」という「つれない回答」。しかし、それこそが「育休後カフェ」をやる意味ではないかと。必要とする人に届いていないからこそ、カフェの集客に苦労をするのだと。

また、何かを始めるということは最初から何十人も集まるようなイベントを始めるというのではなく、周りの協力を得られる人から小さく始めていくことが肝要であるともアドバイスがありました。

今回の実践ふりかえり会から、講師や事務局が新しく得た視点もあります。
育休後カフェを広げたいと講師も事務局も考えていますが、
それは、「全国区」のものを築いていくという視点だけではなく、むしろ、それぞれの育休後カフェ®ファシリテーターだからこそリーチできる人たちに届けていくこと、そういう小さい場をたくさん作っていくことが重要なのではないかということです。
そのためには、多くの方にこの講座に参加していただけるように、事務局も多様な視点で「場づくり」を訴求していく必要があると改めて感じました。

また、今回の講座では、企業のダイバーシティ推進に関わる方や、地域の男女共同参画センターの方にもご参加頂きました。それぞれの思いを持った方が、企業の中で、地域の中で、自分の周りの人と一緒に、仕事と育児の両立について考えていく、自分のキャリアについて考えていく、男性も女性も育休を取る時代になってきたからこそ、ますます必要とされていくのだと感じました。

育休後カフェ®・ファシリテーターさんの今後の活躍に期待です! (スタッフ矢部)

<ご参考>
○実践を通して学ぶ! 育休・復職後の働き方・キャリアを考える場のつくり方~育休後カフェ®・ファシリテーター講座(第9期)

○育休後カフェとは


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