「しっぽのないマプ」③
そのよる、ポナシはねどこからこっそりとぬけだして、ルルガもりへねがいのはなをさがしにしゅっぱつしました。
ガルルはこわいけど、どうしてもしっぽがほしかったのです。
ひるまもくらいルルガもりは、よるになるとますますぶきみにみえました。
ポナシはプルプルふるえながら、もりのおくへとすすんでいきました。
と、いきなりくらやみからなにかがとびだしてきたのです!
ポナシはおもわずおおごえでさけびました。
「キャーッ!!」
「ギャーッ!!」
とびだしてきたなにかもおおごえをあげると、なんとポナシにかみついてきたのです。
つづく。
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