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こうして、わたしと尋常性乾癬のつき合いが始まってしまいました・・・。

30年もの間、わたしを悩ませ続けてきた皮膚病だから、ひたすら隠し続けてきたことだから、外に向けて尋常性乾癬について発信するなんて想像もしていませんでした。ですが、自らいろいろ試したこと、改善への経験談などをポジティブにシェアしたくなりました。

池袋サンシャイン60展望台の占いマシーン

16歳の時、友人と池袋サンシャイン60の展望台に行った時のことです。当時はスカイツリーも都庁の展望台もなく、サンシャインが結構ホットなスポットでした(笑)。何気なく、隅っこにあった占いマシーンが目に止まり占いをしてみました。画面に手を置いて、手相をみるというマシーンでした。結果が一枚の紙に書かれてでてきました。するとそこに衝撃な一言が!!「あなたは今後一生、慢性的な皮膚病に悩まされます。」その時点では皮膚病もなく健康な高校生でしたから、「嫌だなぁ、この占いマシーン。所詮マシーンだから適当なこと書いてるんだよね〜」などと本気にはしませんでした。

占いが当たってしまった

それから数ヶ月も経たないうちに、頬に赤い発疹が現れたのです。最初はニキビか何かと放っておきましたが、それがあっという間に大きくなりカサブタができ、さすがに顔のほぼど真ん中なので目立ってきて、皮膚科へ。すぐに「尋常性乾癬ですね」と言われた記憶があります。”かんせん”って響きもいやだし、”癬”っていう字が嫌だなあって感じてました。しかも”尋常性”ってことは???と不安がよぎりました。とりあえず顔なので弱いステロイドだったと思いますが、塗薬で対応することに。

そのうち頭皮に広がっていき、あっという間に背中にも!高校の制服は濃紺なので肩に頭皮のカサブタが落ちるのを常に気にして過ごし、また高校の合宿や修学旅行でお風呂に入るのがものすごく嫌でした(泣)

皮膚科通いの始まり

それから、地元の皮膚科に通い、ステロイド軟膏をもらう生活。少しでも評判の良い皮膚科があると、少し遠くても藁にもすがる思いで訪ねていき、これまで何ヶ所の皮膚科に行ったか数えきれません。どこに行っても「完治しない皮膚病なのでうまく付き合ってください」とか「ストレスを感じないように」とか言われることは同じでした。”皮膚病のせいでストレス感じているんだよ!”(泣)薬もそれほど変わりませんでした。必ず、気をつけるべき食べ物についても聞きましたが、一般的な答え(辛いもの、アルコール、タバコ、脂っこい食事、乳製品などは気をつけましょう程度)でした。皮膚科の先生ですから医学的見地からはこれが限界だったのだと理解しています。

さらに藁にもすがりました

家から片道2時間かかる所にある漢方治療の皮膚科にも通いました。漢方は1年以上飲み続け、紫外線治療もやりました。はっきりした先生で約1年通院した後に一言「もう治らないから漢方も紫外線もやらなくていいよ!」ガーン。藁もパラパラと落ちていく感じでした(苦笑)2時間かけて通わなくて済むけど、治らないって・・・。でもその先生のはっきりとした物言いが好きで今も感謝していますし、尊敬してます。また、大学生の頃には、どこどこの温泉がいいと聞くと、一人で湯治にも行きました。OOのお茶が効くとかXXのサプリが効くとか、情報を集めては買って試していました。さらに、針治療、お灸、お店では売っていないようなちょっと怪しげな健康食品(笑)も手を出してしまうほど・・・。また、きっとわたしは前世で悪いことをして、そのバチが当たって、体中が腫れるほど発疹ができたんだなど考えるようになりました。

もう、すがれる藁もないのか・・・

とにかく、できることは何でも試してきましたが、結局、ステロイドの軟膏に頼らざるを得ない生活が続き、半ば諦めかけていました。そんな時にある意味転機が訪れ、わたしは乾癬と決別する道を見つけました。

長くなってしまったので、続きは次ページへに書きます。よかったら見にきてくださいね。ありがとうございます。

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