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エモい第7回アーティストは「GOGO PENGUIN(ゴーゴー・ペンギン)」!#エモい洋楽・バズる洋楽

みんな!洋楽聴いてる?今回紹介するのはジャズで踊れるアーティスト!ケイGおすすめの新機軸ダンス・ミュージックですよ!2020年のフジロックに出演するはずだった・・・・!?

ヒロスケ:
ケイGさん始まりましたよ!第7回目です!
ちょっと、前回から期間が空きましたが、ケイGさん忙しかったんですか?

ケイG:
そうですね、何かバタバタしてますね。なんでだろう。笑

ヒロスケ:
コロナも全く落ち着かないですね・・・。音楽業界は、大変な感じですか?

ケイG:
ですね、海外アーティストがまだ日本に来れない・・・来日に頼っていた洋楽業界はちょっと大変だね。
いつ来日に出来るんだろう。オリンピックが終わるまでは難しいのかな・・・。

ヒロスケ:
海外アーティストの来日が厳しいってことは、夏フェスにも影響ありますかね?去年は相次いで中止になりましたが、今年は、開催予定なんですよね??

ケイG:
フジロックあるけど、日本人アーティストのみ

ヒロスケ:
えっ、そーなんですか・・。それは残念ですね。。

ケイG:
サマソニが無いけど、代わりに9月にスーパーソニックというフェスがあり、そこは海外アーティスト呼ぶのかな・・・

ヒロスケ:
毎年、ビックネームが来日してくれてたのにそれは残念だ。

ケイG:
フジロックが、海外アーティストいないのは随分残念だね。現状だと、2週間隔離が必要だからね。
そんな覚悟と金銭的余裕あるアーティストがいるのかな・・・。ってな感じです。
もし渡航制限緩和されたとしても、簡単に来れる状況ではないです。本格的に来日アーティストが来れるのは今年後半か来年以降という感じかな。

ヒロスケ:
ワクチン打たないと厳しいそうですね。なんか暗い感じになってしまいましたが・・・・

気を取り直して!今回紹介のエモいアーティスはどなたでしょうか??

ケイG:
ちょうど話題に上がった、2020年のフジロックに出演することになっていた、ゴーゴー・ペンギンです。

ヒロスケ:
おおお!ネーミングがチャーミングですね!去年は残念でした。そこに出演予定だったんですね!

ケイG:
ゴー❣ゴー❣

ケイG:
そうなんです、ゴーゴー・ペンギンのライヴがホントに凄い良くて。
イギリスはマンチェスターの3人組のジャズのピアノ・トリオなんだけど、踊れる!エモいですよ!
ジャズ界隈とクラブ系を聴く人には既にもよく知られていると思いますね。
出身がマンチェスターってのがポイントなんだよ。

ヒロスケ:
なぜ、マンチェスターがポイントなんですか??

ケイG:
この町、90年代にThe Stone RosesとかHappy Mondaysという踊れるロックバンドを輩出していてね、セカンド・サマー・オブ・ラヴというムーヴメントがあって、インディー・ロック/ダンス・ミュージック発祥の地と言えばいいのかな。

セカンド・サマー・オブ・ラヴとは・・・
1980年代中期以降、イギリスではハウス・ミュージックの爆発的な流行が起こったが、そのピークの時期を、1967年サンフランシスコでのヒッピー・カルチャーの絶頂、サマー・オブ・ラブの再来と捉える視点から指し示す語。

ケイG:
文字って「マッドチェスター」なんて言葉もある。

ヒロスケ:
へー、そういう街で育った彼らなんですね。

ケイG:
そうなんですよ。だからDNAにダンス・ミュージックの血が刻み込まれているような気がします。

ヒロスケ:
だから、ジャズなんだけど、踊れる曲なんですね。

ケイG:
僕は普段ジャズは聞かないんですけど、彼らの音楽を初めて聴いた時は思わず乗ってしまいました。ダンス・ミュージックに通ずる感じがとっても良いよね。

ヒロスケには、第4回で取り上げた「Bicep(バイセップ)」をジャズにした感じといえば分かるかな?

ヒロスケ:
わかりやすいです!そんな踊れるジャズを奏でるゴーゴー・ペンギンをなぜ今回紹介なのでしょうか?

ケイG:
そうそう、そんな彼らが、5月7日にリミックス・アルバム『GGP/RMX』を出すんです。

ヒロスケ:
おおー。そーなんだ。

ケイG:
去年出したメジャー3枚目のアルバム『ゴーゴー・ペンギン』収録曲のリミックス・アルバムなんですけど。

ケイG:
ていうか、ジャズのアーティストはあまり、リミックス・アルバムなんか出さないんだけどね。リミックス・アルバムを出すアプローチが完全にダンス・ミュージックだなと。。

ヒロスケ:
ジャズのくくりでは無く、ダンス・ミュージックのくくりなんですね。

ケイG:
で、その人選も90年代に活躍していたマンチェスターのテクノ・アーティスト、808 Stateとか。

ケイG:
最近のアーティストだと、Nathan FakeやJames Holdenといった良質エレクトロニック系アーティストも参加。

ケイG:
あと、テクノだとWarp Records所属のSquarepusherとか。

ケイG:
日本人で参加してるのはコーネリアス。

ヒロスケ:
やっと、知ってる名前出ました!コーネリアス。小山田圭吾!

ケイG:
コーネリアス小山田さんも、808 Stateがリミックス・アルバムに参加しているのを知って、おマンチェの血が騒いだのかで、参加してるし。

ヒロスケ:
おマンチェの血。笑

ケイG:
あと他にも、Yoshi Horikawaという海外をベースに活動している日本人アーティストも参加してるよ。この方は確か資生堂のウェブCMにも楽曲提供をしたりしています。

ケイG:
なかなかリミキサーの人選がセンスあるんですよね。ジャズ・トリオなのに。分かっていらっしゃる感有り、みたいな。
でも、彼らの醍醐味はやっぱりライヴ。絶対、ヒロスケも見た方が良い。

ヒロスケ:
へー、そうなんですねー。You Tubeとかでライブ映像ないんですか??

ケイG:
日本ではブルーノートとかで来日公演していたけど、2018年に朝霧ジャムに出演してます。

ケイG:
野外フェス映えします。

ヒロスケ:
踊れるジャズが、いまいち、想像できない・・・。

ケイG:
最後ぶちあがるよw 多分。聞いてみて。

ケイG:
ゴーゴー・ペンギンのYouTubeチャンネルにはライヴ動画がたくさんアップされているからチェックしてみて。

ヒロスケ:
いやー、ケイGさん!めっちゃ良かったですー。
カッコいいですねー。フジロックに来てほしかったですーーー

ケイG:
ライヴで観たいという意味わかってもらえるかなと。

ヒロスケ:
やばい、ジャズって渋い感じなんだけど、ダンス・ミュージックを取り入れるセンスが、今とマッチしてますよ。

ケイG:
そう、今感がある。

ケイG:
ポスト・クラシカルもそうなんだけど、ジャンルの垣根をぶち壊すって、重要。

ヒロスケ:
たしかに、ポスト・クラシカルっぽいですよね。

ケイG:
ある意味、パンクだと思います。

ヒロスケ:
同感!

ケイG:
そう、いろんなジャンルの要素が見え隠れする。本来パンク精神のあったロックが、ある意味スタイルに固執してしまって、身動き取れない分、それ以外のジャンルが面白いと個人的に思う、昨今。

ヒロスケ:
バイセップもよかったし、オーラヴル・アルナルズもよかったけど、ゴーゴー・ペンギン良いなー。

ケイG:
ゴーゴー・ペンギンのキャラクター作れば、良いのにと思います。

ヒロスケ:
ゆるきゃらってことですか?

ケイG:
そうすると日本でも受けるかなと。せっかくかわいい名前なので。ゆるきゃらがいいな。笑

ヒロスケ:
ゴーゴー・ペンギンのロゴを、ライブとかでペンギンの折り紙にして、紙吹雪みたいな演出すれば日本・世界で受けそう。

ケイG:
それ、アリかも。多幸感あるよ。ライヴで重要。

ケイG:
でも、ゴーゴー・ペンギンの出自はちゃんとしていて、2014年のイギリス、マーキュリー・アワードでインディー2作目のアルバム『V2.0』がノミネートされました。これって、評論家が選ぶ音楽賞で、これにノミネートされるってある意味とっても重要なんだよ。

ケイG:
さらには、現在所属する、アメリカの名門ジャズ・レーベル、ブルーノートの社長がこのアルバムを聴いて、凄く気に入って、2日後にはドイツまでライヴを見に飛んで、契約したっていう逸話も有るんだ。

ゴーゴー・ペンギンは確かな実力も兼ね備えたアーティストなんだ。

ヒロスケ:
ゴーゴー・ペンギン名前のチャーミングで覚えやすい!ファンになっちゃいますね。

ケイG:
でしょ。笑

ヒロスケ:
第2回「オーラヴル・アルナルズ」と第4回「Bicep(バイセップ)」の記事も併せて読んで欲しいですね!

ケイG:
うん、うん、今が旬なダンス・ミュージックが紹介されてるから是非。

ヒロスケ:
いやー、今回もエモかった〜。みんなでゴーゴー・ペンギンを聴こう!!





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