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テンガスピナー所感

オナホの話をします。

ついこの間、といっても何ヶ月か前ですがとあるオナホがプチパズ申し上げておりました。

それがTENGA Spinnerというものです。

それを見て「何やら面白そうだ」と思いオナホビギナーの私はドン・キホーテで該当のオナホと、一応別売りのローションも買って試してみることにしたのです。


What is TENGA  Spinner?

さて、まずこの商品がどんな物かですが。

長々と書くのも面倒くさいので公式サイトのリンクを貼ります。詳しい事はこちらをご覧ください。

とはいえ何も説明しないのは余りにも不親切なので、簡単に説明すると……このSpinnerは樹脂ホールの中にバネが組み込まれており、そのバネの作用でストロークに合わせてホールがひねるように回転する……という物になっています。

今回購入したのは通常ラインナップ6種の内の「ピクセル」という物です。

理由は…とりあえずジャブくらいにしとくかくらいです。次はシェルにします。

ローションはTENGA製の白いパッケージの、所謂高粘度タイプの物を買ったんですが、これがあまり良くなかった。何せプレイ用でホール用じゃなかったので。これならエッグのでも良かったわ、ぬふぅ。


で、どうなのよ。

結論から書けば、「劇的に気持ちいいわけではない」という感じです。

正直なところ通常のTENGAで不満なくオナニーライフを送れているのであれば買う必要は無い、くらい。

ただこのオナホの真に素晴らしいのは「繰り返し使える」点。ご丁寧に乾燥用のスタンドまで付属してます。(パッケージの一部になってます。)

通常TENGAを買うと700〜900円くらいはすると思います。対してこちらのSpinnerは1個2000円です、ちょっと高いですね。

しかし、考えてもみましょう。

使い捨てTENGAの値段を1TENGAとした場合(間を取って800円としましょう)、当然このSpinnerで一回抜いた時も同じだけの金額分の消費が発生してるものということになります、TENGAで一回には変わりありませんし。

このままSpinnerを箪笥に閉まっては明らかにコスパが悪いです。1000円近いロスです。

ここでSpinnerによるオナニーを2回すると、2TENGAとなり実質金額1600円くらいですね。ここからは付属のローション一回分では足りないので別売りのローションの金額も考慮する必要があります。今回私はケチってプレイ用の900円くらいのやつを買いましたが、ホール用のものは1300円くらいなのでその換算でイキましょう。

ホールとローション合計およそ3000円強なのでこの段階でもまだ半分くらいしかペイできてません。つまりこの分を回収するには4回はTENGASpinnerに負けなくてはなりません。

…いうても4回です。普通にモノは良いので、無難に洗って使ってれば問題なく4回は達します。

つまり5回目からは実質無料!ってことですね、携帯会社やソシャゲみたいなプロモートになってきましたが洗えるやつはそのくらいの感覚でイカなくちゃ、なんせ庶民ですし。

こう考えると案外安く思えてきませんか?思えてきますよね?そう、安いんです。

賢者タイムの中洗うのが嫌な人は使い捨てにしましょう。賢者タイム強い人には当然向きません、ここは個人差です。

細かい感想や気をつけたいところ

まず大前提としてこのホールは裏返せません。バネ入ってるから当たり前ですね、もしも裏返したら後は煮込むくらいしか使い道がなくなります。

目玉機能の回転機構ですが、先端を持って上下にストロークする事で最大の効果を発揮します。通常のホールのように側面を持つと当たり前ですが回転はしませんし、何なら反作用で亀頭の先に当たる突起以外に特に何も無い先端数センチの部分がデュルンデュルン回ります。変な生物みたいで面白いんですが気持ちよくないのであまりうれしくないです。

じゃあ何が気持ちいいのかというとナニが気持ちいいんですが、基本的にはカリ下〜根本くらいの位置に刺激が来るので、その近辺を引き上げる時に意識してやると良いと思います。丁度回転部についてる柔突起がそこら辺を絞り上げるような形になりますので。あとは先に述べた亀頭先アタック突起がありますので、押し込んだ時にその突起を亀頭に当てるように意識しましょう。

今回購入したピクセルはその名前の通り小さな四角形(立方体ですかね)の突起がずらっと並んでる内部構造をしてます。

刺激としては弱めですが極端に弱いわけではなく、存在感とエッジは立ってるのでそれなりに気持ちええんじゃという感じですね。初回としては丁度いいと思います。

動かすスピードについてですが、遅過ぎるとダレますし、速過ぎると今度はナニが何だか分かりません、ここは慣れが要ると思います。

ピクセルは比較的細かい突起がついているタイプなので高粘度ローションだとマジでよくわかりませんでした。数回使ってますが最初の方は未だによくわかりません。この記事を書き終えた夜にも使うつもりですが今度はお湯で薄めようと思います、冷たいとやる気もチンポも萎えるので丁度良い気がしてますし。

それと、私には相手も経験も無いのでよくわかりませんが、男女(男男かもしれませんが)のプレイ用としても有効に使えるのかなと。自分じゃない人間にしてもらうってのが案外良さそうな気がするんですよ、するだけです、ええ。

ただこの用法の際は必ず「自分の穴がこんなエラストマー樹脂の塊の穴に負けるわけがない!」という気概の元挑みましょう、でなくては敗北あるのみです。

まぁ、大の大人が何人も集まり金と知恵と時間をぶっ込んでチンポを気持ちよくする事に全力を注いだ商品なので大体の場合負けると思います。足りないところは愛と人肌でカバーしましょう、できなきゃアナタはオナホ未満です、でなおしてまいれ。

結論

総評として、「使い捨てオナホやめてえなー俺もなって思うけどどれ買えばいいんや殴るぞワレ」という人は買ってもいいかな、というところです。

ナニしろTENGA製品なので品質的には特に問題も無いわけですし。その辺のよくわからないオナホを高い金出して買うよりはコレを買った方が良いだろうな、というのは使ってて思います。

新機構は面白いですし、自分で手首をグリングリンするといつか腱鞘炎になったり折れたりするのでアクセントとして非常にいいですね、慢性的に両手首が痛い(最近超痛む)私にも大変嬉しい。


以上、簡単ではありますがテンガスピナーの感想をつらつらと書いてみました。

次回はテンガスピナーシェル編にてお会いしましょう。



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