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スタートアップや新規事業の出資投資の10ポイント

ベンチャーキャピタルのスタートアップへの出資、大企業などでの新規事業の投資への見られるべきポイントは主要ポイントは類似していますので整理します。もちろん、ベンチャーキャピタルのほうが投資効率を加味しての、バリエーション、EXIT戦略とくに期間はシビアにみるという違いはありますが、大企業もゆっくり時間をかけて新規事業という会社は少ないし、EXIT戦略を明示することも必須になってきています。


1.市場規模


大規模かつ成長率の高い市場がターゲットとなる。これは、大きな収益の可能性があることを示唆しているからである。


2.トラクション


ユーザー獲得、収益成長、他社との提携など、すでにある程度のトラクションを実証しているスタートアップが好まれる。


3.チーム


初期メンバー、創業チームの新規事業経験やスキルが事業の成功に影響するため、高い価値を評価となる。


4.イノベーション


既存の市場を破壊する、あるいは新たな市場を創造する可能性のある、ユニークで革新的なアイデアやアプローチ。


5.ビジネスモデル


収益性が高く、長期的に収益を上げることができる、持続可能性。


6.スケーラビリティ


仕組み化が可能で、タイミングにうまくのれば急拡大し、大きな成長を遂げる可能性。


7.競合環境


競合他社の強み・弱み、差別化の可能性など、新興企業が事業を展開する競争環境を評価される。


8.バリュエーション


その事業・企業の開発段階および、該当市場の将来性などを考慮された高いバリエーションが好まれる。


9.エグジット戦略


IPOや大企業による買収など、投資に対するリターンを得ることができる出口戦略のオプション、確度がみられる。


10.リスク


市場リスク、技術リスク、実行リスクなど。とくに可視化されているか、またノックアウトファクター有無など。


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