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EI.12 – 金融業界からEmotion Techへ。前職での経験を活かしコンサルタントとして活躍

現在Emotion Techでは、リモートワークで業務を行なっているため、今回の記事の写真撮影はリモートで実施しました。今後、オフィスワークが再開されましたら、順次写真を切り替えていく予定です。

今回ご紹介するのは、CXソリューション部のフロントチームに所属する田口祐未さん。前職では金融機関で経営支援サービスの企画・運営に携わっていた経験を持ち、自社でシステム開発をしている会社でお客様のビジネスにより深く関わりたいとEmotion Techに転職しました。コンサルタントとしてお客様の伴走支援をするなかで感じるやりがいやおもしろさについてうかがいました。

イメージしていた“ベンチャー”とは違う雰囲気が転職の決め手に

―これまでのキャリアを教えてください。

新卒で金融機関に入社して、いわゆる銀行の支店のようなところで3年間、個人と法人の融資の担当をしていました。その後、中小企業の海外展開支援をする独立行政法人に2年間出向し、戻ってきてからは法人のお客様向けの経営支援サービスを企画・運営する部署に約3年いました。そして2020年1月にEmotion Techに入社しました。

―どんな経緯で転職を決めたのでしょうか?

いつか転職したいという気持ちはずっと持っていました。前職で最後にいたのは経営支援サービスを企画・運営する部署でしたが、金融機関で内製で考えられるサービスには限界があって、経営支援サービスを開発している外部の会社と業務連携したり、代理店のようなかたちでパートナー契約を結んだりすることが多かったんです。

そうすると、お客様とのやりとりのなかで「ここをちょっと直してほしい」とか「ここがもっとこうだったらいいのに」という改善要望が出てきます。でも、自分たちがそのサービスを開発しているわけではないので、実際に開発している会社の事情を知らずに横流しで伝えるだけになってしまい、自社の裁量で改善できる要素が少ないことの難しさを実感していました。

そこで、よりお客様のビジネスに深く関わるために、自社でシステム開発をしている会社で働いてみたいと思い、転職を決めました。

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―Emotion Techを選んだ決め手は何でしたか?

せっかく転職するなら、これまでとはまったく違う会社がいいと思っていました。大企業やカタい分野の会社よりは、従業員がまだそれほど多くなく、社長との距離が近いベンチャーを中心に検討しました。

もともと“ベンチャー”に対して勝手なイメージを持っていて、若い会社特有のノリがあるのかなと思っていたのですが、Emotion Techの面接で何人かの人に会ってみたら意外とそんな雰囲気がなく、自分にフィットしているかもしれないと思ったのが決め手です。

―Emotion Techに入社して驚いたことはありましたか?

前職ではジャンルも雰囲気もまったく違う会社にいたので、最初は何もかもが新鮮でした。入社してみて、女性が多いことにびっくりしましたね。ベンチャーといえば夜中まで仕事をするようなイメージもあったのですが、Emotion Techにはお子さんがいる方や時短で働いている方もいて、働き方の多様性があることに驚きました。

正解がないから難しい。調査設計はコンサルタントとしての腕の見せどころ

―現在所属しているCXソリューション部のフロントチームでは、どんなお仕事をしていますか?

CXソリューション部のフロントチームの仕事は、ざっくり言うと、営業が受注した案件のプロジェクトマネジメントです。具体的には、アンケートの設問設計を考えたり、システムを利用するうえでのサポートをしたり、分析の結果をご報告して次に何をするかご提案したり、お客様に寄り添って伴走支援を行なう仕事です。

―この職種ならではのおもしろさを教えてください。

多種多様な業界のお客様とお会いできる機会があるのが楽しいです。担当する業界を決めているわけではないので、BtoBからBtoCまでさまざまな業界のお客様がいらっしゃいます。

前職の金融機関でも担当する業界は決まっていませんでしたが、関わる部署が大きく変わりました。前職では財務系の部署や役員の方々と接することが多かったのですが、今はカスタマー系やマーケティング系の部署が多いです。それぞれの部署によってビジネスに対する考え方の軸が違うので、お話をしていると勉強になりますし、おもしろいですね。

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―コンサルタントとして大変なのはどんなところでしょうか?

アンケートの設問設計を考えるのが難しいです。アンケートが始まってしまうと、もうそれ以上リカバリーがきかないうえに、ある意味では正解がないものなので。いかにゴールまでちゃんと見据えて設計するか、頭を使います。

設計にあたって、お客様と一緒にカスタマージャーニーを考えることがありますが、自分がまったく知らなかった業界、使ったことがないサービスや手にしたことがない商品に対しても、顧客体験を考えたりアイデアを出したりしなければなりません。それがすごく大変で、想像力が求められます。そういう点では、前職時代からさまざまな業界のお客様と接する機会があったので、その経験を活かせているかもしれません。

―今までに印象に残っているお客様とのエピソードはありますか?

入社してまもない頃から担当させていただいている、人材サービス系のお客様が印象深いです。はじめは先輩にサポートについてもらいながら取り組んでいましたが、その後コンサルタントとして独り立ちして、今も継続してお付き合いをいただいています。当初よりお取り引きも拡大しているので、お客様から一定の評価を得られたのかなと思っています。

風通しのよい雰囲気だからこそ、自分の意見を言いやすい

―フロントチームはどんな雰囲気のチームですか?

今、フロントチームには4人のメンバーがいます。それぞれに担当のお客様が違うのでどうしても個人仕事が多くなりがちですが、何か困ったことがある時はお互いに助け合っています。

―田口さんが仕事をするうえで大切にしていることは何ですか?

お客様に対してというよりは社内の話で、気になったことはどんどん発言するようにしています。忖度せずに言うというか。これは、Emotion Techが何でも言い合えるフラットな環境だからこそできることだと思います。忖度しないとはいえ、言いすぎないように、言い方には気をつけていますが(笑)。

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あとは、「迷うくらいなら決断してしまおう」と考えるタイプなので、ダラダラと悩み続けないようにしています。どこで区切りをつけるか、どこで良しとするか、きちんと線引きをすることも大事な仕事だと思っています。

―社内のコミュニケーションで気をつけていることはありますか?リモートならではの工夫があれば教えてください。

リモートだとコミュニケーションロスが起きることがあるので、対面なら細かく聞かないようなことも、リモートだからこそしっかり確認するようにしています。

実は私自身、入社後すぐにリモートワークが中心になってしまったので、全然話したことがなかったり顔を合わせたことがなかったりするメンバーがいます…。新しい人も増えているなかで、あらためて社内で交流を深められる機会があったらうれしいですね。

Emotion Techへの入社を考えている方へのメッセージ

―Emotion Techの好きなところを教えてください。

働き方の多様性があって、いい意味で落ち着いた雰囲気が好きですね。人間関係の面で不安になることはないので、気持ちよく働けています。

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―今後、どんな方にEmotion Techに入社してほしいですか?

趣味の造詣が深い人が多いので、何かにこだわりがある人だと楽しいと思います。フロントチームに関して言えば、いろいろな業界のお客様がいらっしゃるので、今いないバックグラウンドの人がいるとうれしいですね。自分のよく知っている業界だと、お客様からの信頼感を得やすいので。

特にBtoBの商材を扱っているお客様に対しては、その業界に関する知識や経験があると、ご提案の幅が広がりますし、カスタマージャーニーを考えやすくなると思います。少しでもやってみたい仕事と近いのであれば、ぜひチャレンジしてほしいですね。

※所属や業務内容は取材時点のものです。


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