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EI.10 – もっと楽しく働ける環境へ。総務が考えるEmotion Techの未来

現在Emotion Techでは、リモートワークで業務を行なっているため、今回の記事の写真撮影はリモートで実施しました。今後、オフィスワークが再開されましたら、順次写真を切り替えていく予定です。

今回ご紹介するのは、管理部に所属する今野(いまの)高志さん。会社の屋台骨を支える総務を担当し、社員が働きやすい環境をつくるために奔走する、いわば“縁の下の力持ち”的な存在です。創業期のEmotion Techに入社した彼だからこそ感じる会社の成長や、Emotion Techをより魅力的な会社にするために取り組みたいことなどについてうかがいました。

前職の飲食業界で直面した店舗マネジメントの難しさ

― これまでのキャリアを教えてください。

前職では飲食業界で働いていました。もともと本社勤務で経理を担当していたんですが、実際に店舗に出て現場を手伝うことも多く、新店のオープニングやスタッフの教育に携わりました。そのうちに現場での業務が増えて、西日本を中心にいろいろな店舗をまわっていました。

― どんなきっかけでEmotion Techに転職したんですか?

地方を転々とする生活が続くなかで、何のプランも立てずに前職を辞めて東京に帰ってきたんです。次にやりたいことも特になく、まさに“無”の状態。半年くらい何もせず、ニートでした(笑)。そんな時に、大学の先輩である飯尾さんが声をかけてくれたのがきっかけです。

― 前職を辞めたのはなぜだったんでしょう?

前の会社はファミリー向けの飲食店を展開していて、食を通して人に喜びや夢を届ける仕事をしたいと思って入社したものの、現場の裏側は結構きつかったんです。十分なコミュニケーションや信頼関係の構築が難しく、働いている側は大変でした。

私は“どれだけ楽しく働けるか”を大事にしているタイプなので、自分を犠牲にしてまで会社の利益に貢献しようという気持ちがあまりなくて…。「働く人たちが楽しく仕事に取り組むことで、お客様にも楽しんでいただける」と思いながらも実現させるのは難しく、なかなか結果にもつながらず、自分のポリシーに反していると感じました。

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― Emotion Techへの入社の決め手は何でしたか?

飯尾さんからEmotion Tech(当時はwizpra)の話を聞くなかで、今西さんが起業するきっかけになったユニクロでの店舗マネジメントのエピソードを知りました。私も前職時代に店舗マネジメントで苦労したので、共感できる部分が多かったんです。それに、インターネットは使い方によって良いことも悪いことも起こるけど、「この会社がやろうとしていることは間違いなくいい使い方だ」と直感しました。

CEO・今西の起業ストーリーについて詳しくはこちら
【CEOインタビュー】 「ポジティブによって変わる世界」を作りたい!Emotion Tech・CEO今西良光の起業ストーリー #1

― 今野さんが入社されたのは2015年2月ということで、創業期の真っ只中ですよね。

同じ日に4人一緒に入社して、それでもメンバーは10人弱でした。マーケティング部の須藤さんとは同期入社です。当時は男だらけでがむしゃら感があって、遅くまで飲み歩いたり毎週焼き肉を食べに行ったりしていました。今は女性も増えて、そういう男子校みたいな雰囲気はなくなりましたけど(笑)。

総務として大切にしている“働く人が幸せになるべき”というモットー

― 現在担当している業務について教えてください。

総務全般をメインに、社内の“これは誰がやるんだろう?”みたいな業務もやっています。創業期の管理部は飯尾さんと私の2人体制だったんですが、今は5〜6名体制になって、経理や財務、労務など各分野に担当がいるので、そのサポートをすることもあります。

―創業期は会社としての仕組みをつくるのが大変そうです。苦労した点はありましたか?

仕組みそのものがない状態から、何かをするにあたってどんなサービスやツールを導入するか決めて、初期設定をしたり使い方をレクチャーしたり…ひたすらそういうことをやっていました。でも、会社が成長するにつれて、同じやり方ではうまくいかないことが出てくるし、マンパワーに頼っていては限界があって、苦労しながらもその都度見直しながら仕組みを整えてきました。

また、人数が増えると、どうしても社内での情報格差が生まれてきます。それをいかになくすかということは特に気をつけてきましたね。

― 社内での情報格差を生まないために、具体的にどんなことに取り組んでいますか?

私個人の取り組みではないのですが、人数が増えてきたフェーズで社内の有志によるプロジェクトチームが自発的に発足してきたので、助かっています。例えば、新入社員向けの教育プログラムができたり、必要なマニュアル類のドキュメント化や管理が進んだり。私はその動きに乗り遅れないように、いろいろなプロジェクトに入って話を聞いて、総務としてできる限りサポートするようにしています。

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― 総務は業務の幅が広くて、社内の皆さんと横断的にかかわる機会が多いですよね。そのうえで心がけていることはありますか?

誰とどんな仕事に取り組むにしても、根底には“働く人が幸せになるべき”という考え方をもっていて、前職時代から変わらず大切にしています。会社として業績を上げることはもちろん大事です。でも、困っている人がいたら相談を受けたり、何かトラブルがあったらすぐに解決したり、そういうことを重視して目を配るようにしています。

― 総務としての仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか?

「仕事がうまくいった」とか「問題が解決した」とか、仲間たちが喜んでいる姿を目にした時です。今はリモートワークが主体で、その場で見られる機会がなくて寂しいですが、Slack上でお祝いすることもあります。そういうできごとが増えて社内の雰囲気がよくなるのは、総務としてうれしいです。

総務という仕事柄、業績としては見えづらいですが、一緒に働く人たちに「今野さんがいると楽しく仕事ができる」と思ってもらえたらいいですね。

Emotion Techに根付く価値観「SEVEN Let’s」

「SEVEN Let’s」は、2016年にwizplaからEmotion Techへ社名変更するタイミングでつくった行動規範です。当時の全社員で話し合って定義したものだからこそ、「SEVEN Let’s」が価値観としてただ存在するだけではなく、自分たちで主体的に活用して日頃の業務に生かしていくのが目標です。私は「SEVEN Let’s」の理念をより社内に浸透させるための活動を行なう「SEVEN Let’s委員会」にも所属しています。

―「SEVEN Let’s」を具体的なアクションに結びつけてもらうために取り組んでいることはありますか?

「SEVEN Let’s」にふさわしい行動があったか、それが「SEVEN Let’s」のどれにあてはまるのか、毎月の全体MTGで共有する場を設けています。全社員からの投票によって、社内に良い影響を与えてくれたメンバーを表彰する取り組みも行なっています。

あとは、「SEVEN Let’s」が社員の目にふれる機会を増やすために、マスコットキャラクター「おもぱかアルパカ」のグッズやSlackスタンプもつくりました。なかなか好評なんですよ。

一人ひとりがイキイキと働ける環境を目指して

―総務として、これから取り組みたいことはありますか?

会社の規模が大きくなるにつれて人数や役割が増えると、社内のメンバーについてあまり知らない…という状況が起こり得ます。そうならないように、一人ひとりが尊重しあっている社風はそのままに、必要な情報がきちんと共有されていて、みんなが働きやすい環境を整えていくことは、引き続き取り組みたいと思っています。Emotion Techはみんながポジティブで、とはいえガツガツしているわけではなく、ちょうどいいバランスで成り立っているので、そういう部分は残したいですね。

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― コロナ禍で「オンライン懇親会」も始めたそうですね。

Emotion Techは昨年の新型コロナウイルスが本格化した時期から会社全体がリモートワークに移行しました。それから今年にかけて新メンバーも続々と増えてはいるんですが、入社後に実際に顔を合わせたことがない人もいて…。オンライン懇親会ではインタビュー形式で自己紹介してもらって、お互いを知る機会にしています。

コロナ禍は働き方について考えるきっかけにもなっていて、元々はSlackがコミュニケーションのメインではあったのですが、全社的な交流の場がない状態だったので、最近では仮想オフィスを導入してオンラインコミュニケーションの円滑化を試みています。今後も会社の仕組みづくりのためにできることを探していきたいですね。

― 今後の個人的な目標はありますか?

総務は部署に関係なくメンバーとコミュニケーションを取らなければならない仕事なので、社内で忘れ去られないように自分の存在をもっと知ってもらうこと(笑)。実は、今年に入ってからダイエットをして、ピークから17kg減らしたんですよ。

― 17kgも…!すごいですね!

見た目は結構変わったと思います。Webミーティングで「痩せましたね」って言われるとうれしいです。でも、以前は“太ってるキャラ”で通っていたんですけど、今はそれが失われてしまったので、次のキャラを絶賛模索中です。Emotion Techのメンバーはみんなキャラが立っているので、負けないようにするのが個人的な目標ですね。

Emotion Techへの入社を考えている方へのメッセージ

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― 今後、どんな方にEmotion Techに入社してもらいたいですか?

Emotion Techは「感情」を扱う企業なので、そういうものに対して興味がある人がいいですね。目に見えないものを可視化したり数値化したりすることに楽しさを見出せると、より仕事にやりがいを感じられると思います。

会社としてはまだまだ急拡大中で、課題がたくさんあるからこそ、いくらでも主体性を持って解決していけます。社外に対しても社内に対しても、やりたいことに挑戦できるチャンスがあるタイミングなので、ぜひお力添えいただけたらうれしいです!

※所属や業務内容は取材時点のものです。


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