価値は水物、されど

ある名作アニメーション作品が、記録媒体が変化するたびに販売されていて
これこそが需要と供給の正しい形なのかしらと感心しています。
 
わたしがメルカリをしていると過去記事に書いたことがありますが
メルカリの中でもその名作アニメーションの記録媒体は、新しい媒体で
発売されるたびに、古い方の価値が下がるという市場の動向を映した
鏡のようになっています。
 
ま、そらそうですよね。
 
古い媒体は、再生する機械だって古くなって徐々に市場から姿を
消すんだから求める人はいなくなるのは必然、価値が下がることも必然。
 
で、ありながらもわたしは別な名作アニメーション作品を出品して
いるものの購入者が出てこない強気の値段設定をしています。
本心では売りたいのか売りたくないのかよくわからないんですよねー
 
そんなことをしているうちに、最新の記録媒体で発売されて古い方の
記録媒体は誰からも注目されなくなるのは当然の未来なのになぁ…
 
そこにはきっと、価値よりもわたしが手放せない紐づけされた記憶が
あるのでしょう。

記憶って厄介。
 

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