映像(写真)における色編集と音楽のミックスってなんとなく似てるって思った話

ライブ映像をAgp StudioというYouTubeチャンネルに日々アップしているemotalmtzkです。

ライブ映像の撮影方法の記事を書いているんですが、再編集して再公開しようと思ってます。なので今の記事は非公開にするつもりです。

今回は表題の通り映像や写真の色編集と音楽のミックスってなんとなく似てるって思った話です。かなり取り留めがない話を書きなぐるので、暇で余裕があるときにでも読んでください。

私はカメラを始める前からバンドマンとしてずっと活動してきました。
(余談ですが、ミュージシャンです。って気恥ずかしくて名乗れないんですよね。周りでもミュージシャンを名乗ってる人はほとんどいないと思う。)

カメラを始めてカラーコレクション~カラーグレーディングの世界があると知りました。
YouTubeや書籍で勉強しつつ日々の映像に活かしているんですが、勉強しながら、色編集の世界と音楽のミックスの世界も感覚が似てる部分を感じています。

音楽におけるミックス(音作り)って、ざっくり言うと基本的に低い音から大きい音をまんべんなく配置していくんです。そうするといわゆる音圧が高く、「太い音」「いい音」になります。
ボーカルの中音域ととギターの美味しい中音域って被るんですが、ボーカルの抜けを良くしたい(聞こえやすくしたい)ならギターの美味しい部分を削って中音域を減らすんです。また、ベースの低音とギターの低音も被らないようにギターの低音はベースに譲った方がバンドトータルで聴いた時、すっきりして、音圧が高くなる。ギタリストが一人で弾いていて気持ちのいい音って意外とバンド全体の中だと案外良い音じゃないっていう。
ミックスと書きましたが、これはバンド全体の音作りでも同じです。
要はバランスですよね。
(ちなみにまんべんなく配置するのは曲作りの段階から考えるべきらしいです。楽器によって出せる帯域って違うので。そう考えるとドラム、ベース、ギター、ボーカルっていうバンドの鉄板の編成は理に適っているんですね)

写真の現像やカラーグレーディングも似ていてシャドウ、ミッド、ハイライトを気持ちのいい場所に配置してコントラストを付けていく感覚があります。

ただ、音楽よりも映像や写真の方が感覚的な世界だとも感じています。
色んなチュートリアルを見ましたけど、よく言われてるのは「結局は正解はない。」ということ。
初心者からしたら、答えを教えてくれよ!って話ですけど、明確な答えは撮影者であったり、被写体であったり、その写真や映像に関わる人がそれぞれ持っているんですもん。
同じ場面でもローキーにするかハイキーにするかとか、目に見えているものよりも赤っぽくするか青っぽくするか、とか。そもそも自分の見ている色と他の人が見えている色って違うでしょ!とか。
それを言っちゃ音楽も同じか。他の人が聞いている音って聞けないですもんね。耳や脳が違うから。

だからやっぱり写真や映像と音楽って似ているんだと思います。
うんうん、そうだよね!って思ってくれたら嬉しいです。

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