vol・12「ヨッシーアイランド」
概要
ヨッシーを主人公に据えて誕生した横スクロールアクションゲームです。
ワリオに引き続きマリオシリーズからのスピンオフ作品で、ヨッシーの地位とキャラクターを確固たるものにしたものだと思います。ベビィマリオ&ルイージも今作が初登場となります。
内容
コウノトリがベビィマリオとルイージを両親のもとへ運んでいる途中、カメックに襲撃されルイージはさらわれてしまいます。その時マリオは空から落下してしまうのですが、運よくヨッシーの背中に落ちて助かります。ヨッシーはもう一人の赤ん坊を救うために冒険に出かけます。
というストーリーなのでマリオの時系列的には最も過去のお話になります。
ゲームの基本的なシステムは一般的な2Dアクションゲームですが、大きな違いが2つあります。
1つ目は、タマゴ投げアクションで、このゲームの最大の特徴と言っても過言ではないでしょう。最大6個までストック出来て敵を攻撃したり、コインを獲得したり、冒険の謎解きをしたりするのに役立ち、とても重要なアクションになります。
タマゴ投げにはいけいけタイプとじっくりタイプがあり、プレイスタイルや習熟度に合わせて変更することが可能です。個人的には慣れたら確実にプレイしやすい、いけいけタイプをお勧めします。
2つ目は、落下や即死ギミックを除き敵に触れてもヨッシーが倒れないという点です。ゲームオーバーにはなりませんが、ダメージを受けると、背中に背負っているマリオがヨッシーから離れてしまい、さらに最大カウント30が0に減少するとカメックに連れ去られゲームオーバーになる仕様です。
0から10までは時間経過とともに回復するので、初心者への救済措置かと思われます。
難易度は可愛らしいゲームデザインの雰囲気に相反してやや高めで、敵の配置やステージの長さなど、なかなか骨がある作品だと思います。
条件を満たして各ステージをクリアする100%クリアを目指すとなると、難しいジャンルに含まれるゲームだと言えるでしょう。
感想
絵本のようなデザインのゲーム画面やほのぼのしたBGMはプレイヤーの気分をファンタジーの世界に誘ってくれます。
しかし、その中身はボリュームも含めかなりの骨太ゴリゴリアクションゲームに仕上がっており、楽しむときはしっかり腰を据えて遊ぶのが吉でしょう。
ルイージファンの私にとっては、先にそっちが主役になるのか・・・と悔しかった思い出もあります。
難易度 ★★★★
内容量 ★★★★
操作性 ★★★
お薦め度★★★
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