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【旅日記】輝いて金沢・能登を目指して北上せよ【石川】

今回は石川県(少し富山も)に旅をしたときの事を書いていきたいと思います。彼女と2人での旅となります。
ミステリーツアーと称して出発の数週間前まで旅程を秘密にしておきました。何も知らない人に楽しんでもらう内容の構築がカギとなります。旅のしおりも作ってみたりと準備はいつにも増して楽しいものとなりました。


0日目(米原・金沢)

私は仕事がお休みだったので、彼女の退勤を待ち、帰宅後すぐに岡山駅へと向かいます。
早めに仕事を切り上げて帰ってきてくれた彼女には感謝です。
まずは新幹線さくらで新大阪へ、こだまに乗り換え米原に降り立ちます。
特急しらさぎを30分ほど待った後、約2時間電車に揺られ金沢へと向かいます。

長旅となるため彼女にはアイマスクと耳栓を持ってきてもらうのと同時に、特急はグリーン席を予約して移動を快適なものにしてもらいます。
金沢に到着したのは日付を回って40分、駅のすぐ近くにあるホテル金沢にて1泊、初日は終了となります。


1日目(つるぎ・高岡ドラえもん・兼六園・千里浜)

朝ゆっくりとホテルをチェックアウト。

シンボル

石川を少し離れますが、新幹線つるぎに乗って高岡を目指します。目的はただE7系に乗りたかったということと、

ビジュアルは500系の次くらいに好き

高岡にある藤子・F・不二雄ギャラリーに行くことです。

高岡には在来線で行くのも全く不便ではないのですが、私がE7系に乗りたかったのでわざわざ1区間だけ贅沢につるぎに乗車します。
テンションアップ、車内に流れるメロディーが渋くてとてもかっこいいです。

短い旅路でしたが大満足、新大阪まで北陸新幹線が延伸してきてくれることを心からお待ち申し上げます。
 
高岡に着いてからは万葉線という名のトラムに乗車してミュージアムを目指します。藤子先生の生まれ故郷という事で、色々な場所でドラえもんに出会うことができます。

駅にあるポストや、駅前広場にある銅像たち、そして我々の乗るトラムはドラえもんトラムと呼ばれ、その装飾はファン心をくすぐります。

夢と
希望が
広がりますね


ミュージアムも川崎市のものに比べるとこぢんまりとしていますが、充分に楽しむことができます。ドラえもんファンは訪れること必須でしょう。

この辺は完全に私の趣味に彼女を付き合わせてしまっています・・・ついて来てくれて本当に感謝しかありません。
 

その後在来線で金沢に戻り、レンタカーを借りて兼六園を目指します。ここで石川在住の大学の同級生とも合流、兼六園だけ一緒に巡ることとなります。
これにて日本三名園をコンプリートすることができました。兼六園もとても綺麗で見ごたえがあります。他の園と比べるとやや高低差が激しく坂が多いなと感じました。

友人と名園

金沢は金箔が有名なようで、お土産も金箔入りというものが目立ちます。その中でもひときわ目を惹いたのはソフトクリームに金箔を1枚贅沢に貼り付けるというもの、お値段も贅沢仕様となっている点には少し注意が必要です。

ゴー☆ジャス


味はいたって普通のソフトクリームでしたが、久々の再会を彩ってくれました。
 
同級生とはここでお別れ、我々は北を目指し、今日は七尾市という所まで車を走らせます。
途中千里浜ドライブウェイという海岸沿いの砂浜を車で走ることができるというなかなか珍しい道を通ります。
ここは大学の頃、サークル旅行で石川を訪れた時にバスで走ったのが強く印象に残っていたため、彼女にも共有したかったので選びました。
彼女も少し感動してくれていたようで私も大変嬉しい気分になりました。

七尾に到着すると地域の人々に愛されていそうなちゃか寿司さんというお店にお邪魔します。これが驚くほどコスパの良い店で2人とも感動です。もちろん味も美味でございます。
お腹もいっぱいになった我々は明日に備えホテルアリヴィオで1泊となります。


2日目(のとじま水族館・ガラス美術館・輪島塗体験)

本日もホテルをゆっくりとチェックアウト、朝食もしっかりといただきます。普段ひとり旅の時は移動を急ぐため、まず朝食は食べませんが、今回は2人なのでのんびりも重要なテーマとなっています。
のとじま水族館が1つ目の目的地でしたが、道中にあった能登島ガラス美術館に彼女が寄りたいという事で車を停めます。
私もガラスには少し興味があるのでひそかにワクワクしながら館内へと入ります。
展示品はとても歴史のある物も多く存在し、いったい昔の人はどうやってこれらを造り出したのだろうかと不思議に思いながらも感動しました。

中は大きすぎず、気軽に見ることができますし、美術館の外にも大きな作品が何点か展示されており、能登半島の景色と一緒に楽しむことができるのでお勧めです。

芸術作品に触れ高貴な気分になった我々は、次は癒しを求めのとじま水族館へ向かいます。
外観はやや歴史を感じる佇まいですが、中に入るとちょっとしたプロジェクションマッピングのようなゾーンもあり、充分に楽しめる内容になっています。

可愛らしい看板

いよいよ次は最後の目的地、能登半島のてっぺんにある輪島へと車を走らせます。
輪島での観光は輪島工房長屋で沈金体験です。箸をノミのようなもので彫っていき、そこへ漆を塗り、金を付着させるというものです。削る道具はボールペンを改造したようなもので、素人でも簡単に扱うことができて思っていたよりも気軽に仕上げることができます。
2人旅なので作った何かが残るというのは非常にいい記念になるものですね。
その後輪島塗会館を訪れ、プロの作家さんが作った漆器たちを見て、技術の高さに感動させていただきました。日本の職人あっぱれでございます。
 
全ての観光を終え帰路につきます。帰りは電車ではなく飛行機を選択、ほぼ同じ時間がかかるので飛行機の方が楽と判断しました。
行程はのと里山空港から羽田へ、さらに乗り継ぎ岡山空港へとフライトします。
のと里山空港のマスコットキャラクターの名前が、自分の名前と1部被っており親近感を感じます。
今思うと、なにかしらグッズを買っておけば良かったなと少し後悔しています。
 
無事2つのフライトが終わり岡山へと帰還、空港までは友達に迎えに来てもらいます。いつもいつも本当に感謝です。
彼女もそれなりに今回の旅に満足してくれたようで私も嬉しい限りです。
次回のミステリーツアーはどこに行こうかと考えつつ今日はしっかり眠りましょう。

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