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1日中主役だった日の思ひで

今回は宮城県で結婚式を挙げたときの事を書いていきたいと思います。30数年生きてきて、自分が主役になることは記憶の中ではほとんどないのですが、この日は朝から晩まで主人公になったような1日でした。


1日目(神戸~仙台)

翌日の結婚式に備えて宮城県へと前乗りします。お昼まではしっかりと労働をこなした後、神戸空港からスカイマークを利用して仙台空港へと向かいます。
仙台空港からアクセス線へ乗り換えて仙台駅まで行く必要があるのですが、今回は乗り換え時間もばっちりで思っていたよりも早く仙台駅に着くことができました。
早く着いたおかげで別便で前乗りしていた姉家族の食事時間に間に合い一緒にご飯を食べられたのも嬉しかったです。

食後我々は地下鉄に乗り勾当台公園駅へと向かいビジネスホテル太陽にて1泊します。昔のホテルらしいレトロな鍵が個人的には好きだったりします。

味があります

2日目(鹽竈神社・松島・秋保温泉・仙台)

いよいよ今日は結婚式当日、ノンストップのあわただしい1日が始まります。
ホテルを8時過ぎにチェックアウトして、まずはレンタカーを借りにいきます。営業時間より10分ほど早く着いてしまったのですが、快く対応してくださり助かりました。

挙式を行うのは塩釜市にある鹽竈神社という所です。奥様によると、宮城の神前式と言えばここ!とのことです。

早速車に乗り込み姉家族をオブホテルにてピックアップ、知らない土地で交通事情もよく分からなかったですが、神社の方には待ち合わせ時間ちょうどになんとか到着、着付けをしてもらうために急ぎ足で祭務所へと向かいます。

ここで奥様と合流、女性は着付けも大変なようで、私の入り時間よりさらに1時間前くらいから準備されていました。
私の着付けはというと、ものの15分程度で終わってしましました。ブライダル会社さんの仕事の素晴らしさと、男性の楽さを感じました。
ちなみに今回お世話になったのは小さな結婚式という会社でした。大変お世話になりました。
 
着替えが終わってからは割とすぐに式が始まりました。
我々夫婦を先頭に親族がぞろりと後ろに並んで、境内を歩いていきます。

外国人観光客の方が何か神社のイベントが始まったと勘違いしたのでしょうか、やたらと写真を撮られます。
外人の方だから別にいいのですが、なんとも恥ずかしい時間でしたね。
芸能人の方はいつもこのような心境なのではないかと、勝手に想像していました。

本殿に到着すると約30分ほどの儀式が厳かに執り行われます。
事前に動きなどは軽く神社の方から説明されましたが完全には理解できなかったので、なんとなくの雰囲気できっちりとこなして頑張りました。
帰り道も同じように一同でぞろぞろと控室に帰っていくのですが、この時は日本人の参拝客方も多く、口々におめでとうと祝っていただきました。

あまり知らない人におめでとうと言われる経験というのはないので、不思議な感覚でしたが気持ちの悪いことではありませんでした。
 
家族での集合写真や夫婦の写真を一通り撮った後、せかせかと後片付けを終わらせると、一息つく間もなくすぐに会食の場所に向けて車を走らせます。

会食に使わせていただいたのは、松島海岸駅の目の前にあるイタリアン・トトというお店です。さすがは日本三景の松島だけあり、人も車もそれなりに多く少し駐車場探しにあたふたしましたが、無事停めることができておいしいランチを頂きました。

一番お気に入りのあおさ入りの揚げ物

両家とも親族そんなに多くないので気楽に楽しく過ごすことができました。今回は全体的に堅苦しくない雰囲気の1日になっております。
 
美味しい料理に舌鼓を打った後、奥様とは1度解散して、私は姉家族を秋保温泉へと送り届けます。
時間に余裕があまり無かったので、松島観光があまりできなかった事だけ姉家族には申し訳なかったですね。

高速道路を使って予定通りの時間に佐勘という宿に到着、なかなか立派な佇まいで今度宮城に来た時は私もお邪魔してみるのもありなのかなと思いつつ、母は乗せたまま仙台駅に戻りレンタカーを返却、母はそのまま花巻観光へ、私は1度ホテル京阪仙台にチェックインして荷物などを下ろします。
ここでひとまず家族行事の1次会は終了、両家の皆様本当にありがとうございました。
 

ホテルに着くとすぐに奥様もご帰還、しかしすぐに2次会に向けてのヘアメイクのために美容室へと向かいました。女性は本当に大変であります。

奥様が美容室に行っている間だけ、私はゴロゴロとくつろげるタイムがありましたので横になって疲れを癒します。
そんな猶予はほんのつかの間、奥様が帰ってきたので今度は2次会で使用するケーキをARPAJONに取りに行きます。四角い10号のケーキ、お値段は約2万円です。最初は少しお高いのかなと感じたのですが、実物を見るとそんな感想はどこかに吹っ飛んでいくくらいの素晴らしい出来でした。

お誕生日と勘違いされました(笑)


2次会の会場はトラットリアカンパニオというお店です。予約を取った後に気づいたのですが、なんと昼間お世話になった松島のトトと経営母体が一緒だったのです。昼も夜も素敵な料理と時間を提供していただきました。本当にありがとうございます。
 
2次会は大学の友達を中心に、10名くらい私のために集まってくれました。自分が主人公の飲み会というのは初めてでどこか居心地の悪さも感じます。
ちなみに受付・会計・司会・企画、全て自分たちで行うという手作り感満載の会になっております。
途中恒例のビンゴ大会をはさみ、それなりに盛り上がり、非常に楽しい時間を過ごすことができました。
 
その後みんな3次会まで残ってくれ、夜は更けていきました。
そして24時を回った頃シンデレラの魔法が解けるかのように我々が主人公だった1日は幕をゆっくりと閉じました。
 
素敵な1日は終わりましたが、ホテルに戻った我々はその幸せをかみしめつつ、疲れ果てた体を癒してゆっくりと休みました。
皆様には重ね重ね感謝いたします。

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