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「感情と対話」のための動機確認。

みなさん、こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。現在Reapraという事業投資会社に所属している小堀です。

今回の投稿では、『「感情と対話」のための動機確認』をテーマに人の動機を確認し、そのうえで協同することの気付きをnoteしていきたいと思います。今回も最後までお読みいただければ幸いです。

ある日の出来事。

現在ボクは事業投資会社にいて、自分の「感情と対話による助け合い」の学習を通じて投資先事業のPLを改善するチャレンジをしています(詳しくはこちら)。今回noteさせていただいている出来事は、そのチャレンジをしているある日に起きたことです。

いつも通り営業活動をしていたのですが、なかなかその日はうまくいかずに(うまくいっていないことの方が多いのですが…。)、デイリーで置いている目標に対して大きくギャップが生まれている状況でした。「どうしよう、今日も目標を達成できないかもしれない…」という不安や焦りが自分のなかに少しずつ積もっているのを感じながら営業活動を継続していました。

そういう状況に陥ると、通常であれば一緒に協同している投資先のメンバーに方々と話し合いをして解決策を出し、実行に移していたのですが、その日はふと思ったことがありました。「協同させてもらっているメンバーの方々の動機(いまなぜここにいて、どんなことをやりたいと思っているのか)って知らないなぁ……」

その日も含めて、その時期はうまくいっていなかったことが多かったので、今までやっていたこと(話し合いをして解決策→実行の流れ)とは別のことをやってみたいと感じていたのかもしれません。

これまでの自分がやっていたこと。

振り返ってみると、これまでの自分は誰かと協同する際に、その方の動機などを確認することが少なかったように思います。どちらかというと、「仕事」や「業務」が先にあって、そこに人をあてているようなイメージです。

もちろんその進め方がまったく悪いとか、やってはいけないこと、と思っているわけではないです。ただ、今回noteさせていただいている出来事を振り返ってみると、従来のやり方とともに、当事者の動機や意思を確認し、いま目の前にある「進めなくてはいけないこと」をミックスさせるような考え方ややり方があっても良いと思うようになりました。

前回の投稿でもnoteさせていただいたこととも重なるのですが、自分も含めて多くの仕事の進め方が、「仕事に人をあてている」ように感じます。例えば面接や1on1などで当事者の動機を聞いたとしても、それ通りにコトが進む場合は一般的にはとても少ないように思います。

聞いてわかったこと。

そこで、合間時間に協同している投資先のメンバーの方々に聞いてみることにしてみました。

「◯◯さんは、今までどんなお仕事をしていて、いまのお仕事はどうやって選んだんですか?」
「この仕事を通じてどんなことを学びたいと思っていますか?」
「将来的に何かやりたいこととかあれば教えてもらえますか?」

実際にはもう少しフランクに聞いていたと記憶していますが、こんな感じていくつか質問をしてみました。すると、メンバーの方々からは、

「もともと接客の仕事をしていて、営業のスキルをもっと身につけるためにいまの仕事を選びました」
「将来的に地元に帰りたい。そこでは営業の仕事のすることになると思うので、法人営業を学びたいです」
「この業界特有のやり方や進め方に疑問を感じていて、それを将来的により良くするために働いています」

といった前向きな返答があって、とてもハッとさせられました。正直、現場で協同しているときには「もっと積極的になって欲しいなぁ」とか複雑な心境になることも多かったのですが、それぞれが想いをもって業務にあたっていること自体がとても尊いことだと感じました。逆に、そういったことを活かしきれていない仕組みや現場にも改善の余地がありそうな気がします。

なぜなら、それぞれの人たちが抱いている想いは、現状の事業課題にもヒットし得る内容だったからです。いますぐに取り入れられそうなコトとそうではないものが含まれてはいますが、各人の動機といま目の前にある業務をミックスしたかたちでオペレーションを改善できるように少しずつでも進めていければと思っています。

結び。

今回は、『「感情と対話」のための動機確認』をテーマにnoteさせていただきました。普段の業務だと、自分や周囲の人たちの「動機(いまなぜここにいて、どんなことをやりたいと思っているのか)」を意識することはなかなか無いかもしれません。ただ、今回のエピソードでも触れましたが、その人自身がやりたいと思っていることをやっているときや話しているときってとてもキラキラしているように感じます。

「感情と対話による助け合い」で学習をし始めてから、難しいことやうまくいかないことの方が多いなと日々実感しています。やろうとしていることと、現状のギャップが非常に大きいからだと思っていますが、そのギャップも楽しみながら学習を前進させていきたいです。

もしボクのnoteを読んでいただき、感じたことや考えたこと、「こんなことを話してみたいな」と思ってくださった方がいれば、ぜひご連絡ください。一緒に何かを学び合えたらとても嬉しいです。

▼連絡先
メール:yuto.kobori@reapra.sg
facebook:https://www.facebook.com/yuto.kobori/

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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