#きょすけの気まぐReport🖋 vol.1『愚痴と相談は違う。まずは相談できるようになろう。』
どうも、こんにちは。きょすけです。
今回は、僕が日々考えていることや、感じていることを、気まぐれに綴る、#きょすけの気まぐReport🖋 第一弾です。
テーマは「愚痴」です。 皆さんの周りでも、聞いたり、言ったり、割と日常的に耳にする話題ではないでしょうか。
結論から申しますと、僕は愚痴反対派です。 とは言っても、愚痴についての愚痴を共有しても仕方がないので、 本記事では、下記の人に向けて僕なりの考えをまとめました。
●「愚痴を言っちゃう自分に嫌気が差しているけど、ついつい愚痴っちゃう」
●「愚痴を聞くのに疲れている。」
何か人生を豊かにするヒントがあれば幸いです。では紹介していきます。
四つの象限に分けてみた。〜愚痴と相談は違う〜
愚痴と相談は意味合いとして似ていますが、異なると考えています。
下記の図をご覧ください。『問題や不満への対応』を四つの状態に分け、図にまとめてみました。
縦軸には「責任の所在」をおき、自責にしているか、他責にしているか、を示しました。
横軸には「知恵の有無」を示しています。
上半分の黄色の象限は、事象を『問題』と捉えていて、下半分のグレーの象限は、事象を『不満』と捉えています。
不満と問題は違う
不満と問題は似て非なるものと考えています。
不満というのは、『私情』から生まれています。
「自分だけ良ければいい。」
「あの人がいけない」
「自分にはできない」
といった自分都合のことです。
一方で問題というのは、『理想と現状の間にある、解決すべき事象』と考えています。
「現状を変えるにはどうしたらいいか?」
「理想に近づくためにはどうしたらいいか?」
と解決のために何ができるかと、問うことを指しています。
要するに、「自分には関係ない」「あいつがいけない」と不満をこぼすのではなく、今起きている現状をどうしたら解決できるか、と問題意識と自責の念をもって考えることが、愚痴から相談に昇華するための第一歩となります。
では続いて、第四象限から順に 『④責任逃避』→『③愚痴』→『②相談』→『①自走』 をそれぞれ説明していきます。
④責任逃避
知恵はあるけど、問題に巻き込まれることが面倒で、その責任から回避しようとしている状態を『責任逃避』と位置付けました。
自分がその気になって頑張れば問題は解決に近づくと分かっているけど、失敗による社会的地位の損失を恐れていたり、批判を恐れていることで、見て見ぬ振りをし当事者に責任を押し付けている状態です。
③愚痴
解決するための知恵や能力がなく、責任の所在を他者に置いている状態を『愚痴』と位置付けました。今回のテーマですね。
「愚痴」と「相談」を区別するとすれば、『目的』が異なると考えています。
どのように異なるのか、それは「発散」を目的としているか、「解決」を目的としているか、です。
「発散」を目的をしているのが愚痴で、「解決」を目的としているのが「相談」です。
では愚痴は、どのようなケースが考えられるでしょうか。例えば、いつも遅刻してしまうきょすけ君の話を例に挙げてみましょう。
「後輩にきょすけって奴がいるんだけど、いつも遅刻しててほんと迷惑なんだよな。」
きょすけ君の遅刻を自分都合の不満と捉え、自分には関係ないことのように聞こえます。
発散をすることで、短期的にはその出来事を忘れることができたり、スッキリした感覚を得られますが、後日きょすけ君が遅刻したら、また同じ感情が思い出され、再び愚痴を言いたくなる心の状態になります。
②相談
現段階では解決するための知恵を持ち合わせていないけど、どうにか自分で解決できないかと模索しながら、他者に助けを求めている状態を『相談』と位置付けました。
愚痴とは反対に、「解決」を目的としている「相談」はどのようなケースが考えられるでしょうか。今回も先ほどのきょすけ君の遅刻の例を挙げてみましょう。
「後輩にきょすけ君って子がいるんだけど、遅刻が三日連続で続いていて,どうアドバイスしてあげたらいいかな。」
きょすけ君の遅刻をジブンゴトとし、遅刻をしないための解決策を模索しています。
相談をすることができれば、解決が目的になるので、きょすけ君が次回以降遅刻をしないための方法を一緒に考えることになります。
きょすけ君が遅刻をしてしまう原因が分かれば、対する解決策を次回きょすけ君が遅刻をしたときにアドバイスしてあげることでき、遅刻を減らすことができるかもしれません。
結果自分もきょすけ君もハッピーになり、その問題について引きずることはなくなります。
また、自責というのは、ただ自分1人で責任を抱え込む、自分一人で解決する。という意味ではなく、対象の問題に対し自分が寄与できることはないか、と考える姿勢を表しています。
①自走
解決するための知恵を持ち合わせている、または「こうしたら上手くいくんじゃないか」と仮説を持ち、自分がやるんだ!と責任感に燃えている状態を『自走』と位置付けました。
目指すべき状態は“ここ”と考えています。
象限間の関係性
図に矢印がありますが、『①自走』の象限と『②相談』の象限はどちらか一方向の関係性ではなく、状況によって双方向の関係性になります。
自走できる人でも、常に自分1人で内省だけをして前進できるわけではなく、どこかで壁にぶつかることが必ずあります。
そんな時に自分が抱えている問題を、誰かに『②相談』 することでその壁を乗り越える方法を見出すことができます。
つまり、『①自走』状態の人は、自分1人で解決するんだ!という姿勢も大事ですが、どうしても乗り越えられない壁が現れた時には、周囲の友人やチームメンバーに素直に助けを求め『②相談』することが、共に成長していくには必要と考えています。
愚痴っちゃう人へ
もし自分が愚痴ってしまうと自覚があるのであれば、まず自分にできることはないか、と問い直してみてください。
その時点で自責の念を持ち合わせ、ワンステップ成長したことになります。
もしその後、自分がこれからどうしたらいいか知恵を絞り出せなかったときは、誰かに相談してみてください。
相談する相手も重要ですが、まずは問題を共有することが大事です。
「解決するための知恵」を持ち合わせているか、を確認し、もしないのであれば誰かに知恵を聞いてみたり、自分自身が知恵を獲得しようとすることが、幸せに生きていくための大切な心がけになると思います。
10年、20年、30年経てば人間は必ず歳を取ります。おじさん、おばさんになった時に、どんな自分になっていたいか。今日の生き方、明日の生き方の積み重ねが数10年後の自分を形成します。
また、どう考えても自分に非がないと感じた場合は逃げることも大事です。
会社や仲間内のグループ、様々なコミュニティに属していると思いますが、今いる環境で疎外感を感じていたり、周囲の人たちに違和感を感じているのであれば、一歩外に出てみることをオススメします。
一緒にいる人を変えたり、場所を変えれば、気が合う人って案外いるもんです。
愚痴を聞くのに疲れている人へ 〜愚痴を相談に変える魔法の質問〜
続いて、愚痴を聞くのに疲れている人、嫌気が差している人に向けて、愚痴を相談に変える質問、つまり、不満を問題に昇華させる方法を紹介します。
ある程度、愚痴を聞いてあげた後に、「確かに大変だよね〜。」と相手を肯定してあげた後、
①「〇〇はどうなったら幸せかな?(理想を定義する)」
②「どうしたら良くなるかな?(①によって生まれた、理想と現状のギャップを埋める)」
です。はい、超簡単です。良くなる方法を一緒に考えてあげるのです。
①でまず理想を定義し、現状とのギャップを明らかにします。
その後②によってそのギャップを埋めるために、ボトルネックとなっている「問題」はなにか、その「原因」「課題」「対策」を考えていきます。
しかし、必ずしもこの図の通りになることはないと思います。重要なのは、「本人がどうなりたいのか」「そのためにはどうしたらいいのか」を一緒に考え、本人自身に答えを見つけさせるお手伝いをしてあげることです。
※この考え方は恋愛には持ち込まないようにしましょう。非モテ認定されます。
まとめ
こんな偉そうなことを言っていますが、僕もつい愚痴を吐きたくなることがあります。でも過去に愚痴を吐いてきて毎回感じるのは後悔なんです。
「なんでこんなに人を悪く言ってしまったんだろう。」
「よくよく考えれば、自分にもできることあったよな。」
「人に責任を押し付けているだけだった。」
と後悔していました。
ネガティブな話をしても聞いてる方も良い気分にはならないし、何より自分で自分を醜く汚しちゃっている気がして自分が後々傷ついていることに気づくんですよね。
そんなこんなで、自分が愚痴を吐いてしまう理由を整理して、つぎ愚痴を吐いてしまいそうになった時の対応策を考えたいと思い、本記事の執筆に至りました。
文章がわかりにくかったり、個人的な見解過ぎて何かと至らない点があるかと思いますが、読んでくださった皆さんの中で少しでもヒントになれば嬉しいです。
ゆーて気にしないのが1番
ここまで散々、向き合うことを前提に話を進めてきましたが、考えた結果どうしようもなければ「気にしない」これが大事です。
向き合うことは大事ですが、考えてもしょうがないことに向き合い過ぎ考え過ぎで病んでしまうのは本末転倒です。
どうしようもなければ、好きな曲を聴いて、好きな服着て、好きな人に会って、好きな場所に行って、美味しいご飯を食べて寝ましょう(笑) これがいちばん!!!
こんな感じで今後も気まぐれに投稿していきますので引き続きよろしくお願いします。
きょすけ
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