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5年経ってストレングス資質TOP10は変わるのか?

皆さんはGallup社のストレングスファインダーを受けたことがあるでしょうか?私は転職を機会に、自己分析もかねて過去にやったことがあります。

ふと、最近になって思うこと。

転職もしたし、付き合う人も変わったし、コロナで考え方や価値観も変わった。私の思考パターンも大分変ってる気がするから、得意不得意も含めてストレングスの資質も変わってるのではなかろうか?

そんな疑問を解決すべく、5年ぶりにストレングスファインダーをやってみた!というお話です。


ストレングス1回目(転職前)

2019年の8月に受けたのが人生初でした。結果はこんな感じ。

ストレングスファインダー1回目

上位の1-3は、「最上志向」「活発性」「着想」で実際に自分でもかなりアクティブに動き回ろうとしていたし、動きながら常に「最高」のものを目指していたと思います。
当時はADHD(注意欠陥多動症)だという診断もあったり、見事に色々とやり散らかしては収束できずに、迷惑をかけていたようなところもあります。。

また、自分がマイノリティなところもあったので、誰かに合わせるというよりは「個性を生かす」とか、人それぞれの特徴に合わせてやり方や手法を変えるといったことに興味があり、いわゆるルールに縛られたくない、マニュアル通りよりももっと良いやり方に改善していきたい、という気持ちが強かったです。「個別化」や「アレンジ」がTOP10に入っているのも納得でした。

転職~コロナを経て

根本的には、自分の資質を活かせる環境への転職というカタチだったと思います。ただ、大企業からいきなりベンチャーへ行ったわけではないので、日本の企業でそれなりに大きい所で状況は似たり寄ったりであるということを実感し、もれなく撃沈する部分もありました。

更にコロナもあって、思うような自分のライフスタイルや業務への向き合い方もできなかったり、その中でも反省を繰り返して改善したり。

ただ一つ思ったのは、転職する前から自分の苦手なことやネックだったことがやはり同じように今の会社でもネックになったということです。
このままではマズイ、、と。
前職の先輩から言われた大切な教え。

早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け

アル・ゴア元米副大統領 ノーベル平和賞授賞式典の演説より引用

これを先輩は私に教えてくれて、今も困難にぶち当たると何度も何度も心の中で思い出します。

多分、私は「ことを急ぎ過ぎるきらいがある」

そして、「みんな、どうしてわかってくれないんだ」と一人で抱え込む。そんな癖がありました。

なので、私にとっては「長所を伸ばすこと」が一番であり、「短所を改善すること」には力は割きたくないという考えでしたが、今置かれている環境では「組織として仕事をする」が必要であり、自分に協調性が必要だと感じていました。

コロナ期間を経て、リモートでの孤独や、チームワークが薄れた、みたいな流れの中で、また人と人のつながりが重視されてきたこともあり、自分もそこにしっかりと適応しなければ、と思うようになりました。

なにより、「最上志向」である自分にとっては、「協調する」ことで「最上」が目指せるのであれば、それはすべきことだろうとも思いました。

他にも社外活動にもよく顔を出すようになったため、会社以外の人との付き合いや、ボランティアベースではあるもののグループ活動や地域の活動など様々の活動にも従事することになりました。

ストレングス2回目(転職、コロナを経て)


ストレングス2回目 24年6月

さぞかし5年前とは変化しているに違いない!と思ったのですが…
思ったより変化してなかったり。。これはビックリ。

TOP10のうち7つは共通で、多少入れ替わってはいるものの、一位と二位は一緒でした。

以前、ストレングスファインダーのコーチに聞いたところ「数年単位くらいでは、そこまで大きく資質は変化しない」とは言っていたのですが、想像よりも変化してない気がしました。

自分の中では、5年前より大分考え方や性格も落ち着いたし、前のような発想力=「着想」も減ったような気がしてたし、「最上」への強いこだわりも薄れていたように感じていたのですが。。

一応、比べるとこんな感じ。

34項目のストレングスの比較

5年間の変化を分析してみる

TOP10のうちの7つは共通ですが、大きく順位を下げたもの、逆に大きく上げてTOP10にランクインしたものを見て見ます。

大きく上げたのは「調和性」「適応性」そして「収集心」でした。
心当たりがあるところは、やはり組織として働くという意思によって、少なからず自分の行動がそれに伴ってきたのかもしれません。

以前は自分に合っていないものを「拒絶」するような傾向があったと思います。「収集心」に関しては、あまりわからないのですが、「学習欲」との相乗効果もあるし、また判断材料として以前より多くの情報やデータを必要としていたり、客観的に見るためにとりあえず「集める」そして「比較する」といったことはよくしているので、そういう行動かな?

逆に大きく下げたのは「自我」「アレンジ」でした。
いまの年齢やポジションもあるので、コンプライアンス尊守や決まったやり方に従ってそつなくこなすことも求められるので、そういうことが少しずつ出来るようになってきたのかと。(多分…)
自分よりもチームや組織のため、と考えることも多くなったのだろうな、、と思います。

まとめ

さて、当初5年間で自分におきた環境の変化や思考の変化によって、ストレングスは大きく変化するのか?を疑問にもう一度受けて見ましたが
その結果は、「大きくは変わらないが、細かい部分ではゆるやかに変わっている」ということなのかと思います。

特にTOP10に入る部分は、自分という人間の根幹をなす「価値観」みたいなものでもあり、成人するまでくらい、もしくは社会人の若いうちくらいまでにある程度固まっているのでは?と思った次第です。

ストレングスの活かし方の方が重要なので、結果の分析だけにとどまらず、今の仕事の中でうまく活かしていこうと思います。

いいんです、サポートなんてして頂かなくても。まだまだ未熟な僕です。暖かく見守ってくれるだけで。たまにスキください。でも、本当はサポートしてくれると嬉しいです!泣いて喜びます!!