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#2【英語と私】日本が嫌いなんじゃない。上辺の謙遜や譲り合いが気持ち悪かったのだ

こんにちは、詠美衣(エミー)です。

前回の記事で、小さいころからずっと
日本の暗黙のルールや文化が不思議で
たまらなかったという話を書きました。

成長して「オトナ」になったら、
いつかこの違和感が完全に消えて
普通になるんだろうと思ってたけど

大学生、社会人になっても、
楽になるどころか、ますます
苦しくなるばかり・・・!!

というのも、ものすごく繊細&敏感で、
いわゆる「空気は読めちゃう」子
だったので(って自分で言うのも
アレなんですが・・・^^;)

空気を読んでしまったが最後、、、
もうやらざるをえない!!!!

しかも、頑張り屋さんなので、
適応しようと思えば、なんとか
それなりに頑張れてしまったため、
余計に自分の首を絞めてしまった。

心は子どものときのまま、海外の
自由なスタイルを求めているのに、

いつの間にか、うっかり、すっかり、
「ザ・日本人」の習性と所作とやらを
インストールしてしまったのです

飲み会などの席では、
顕著に出ますよね。

先輩や上司へのお酌をしたり、
お酒弱いけど、飲まされたり、
料理を率先して取り分けたり、
空いたお皿を片づけたり、

あとひとつだけ残っている
料理に誰も箸をつけられず
延々と続く遠慮と譲り合い、、、

特に「女なんだから」
余計にやらなきゃダメだよね~
という暗黙のプレッシャー!

「うぉぉぉおおお!めんどくせー!!
 各々のペースで飲み食いしようよー!
 海外だったら上下関係もないし、
 むしろレディーファーストだから
 飲み物とか食べ物を運んできて
 もらえる側なのにーー!!」

なーんて思ってしまったり(笑)

そして"あるある"だけど、
早く帰りたいのに、
付き合いが悪いとか
言われて帰れない・・・

こんなとき外国人みたいに
はっきり「イエス」「ノー」
って言えたらいいのに・・・!

そんなわけで、子どものころよりも、
さらに生きづらさと海外スタイル
への憧れは膨れ上がっていきました。

こうやって書いていると、
まるで日本を全否定している
非国民のように思われてしまう
かもしれませんが^^;

なんだかんだ嫌われることを恐れて、
日本文化にどんどん染まってしまって
いる自分自身のことが一番情けなくて
腹立たしかったのだと思います。

それに、私は、日本の「謙遜の美」や
「譲り合いの精神」といわれるものは、
本当に素晴らしいと思っているのです。

**ただ、私がそう思えるのは、それが

「心の底から純粋に放たれたとき」**

に限定されます。

そう、日本が嫌いなんじゃない。

"上辺だけの"謙遜や譲り合いが
何より気持ち悪かったのです!

この精神が生まれたころの、
かつての古き良き日本では
その純度が高かったのだと
思いますが

もはや現代では、
その「謙遜」の本来の美しさや
思いやりの精神がすっぽ抜けて、
ただの「形だけの作法」になって
しまっているように感じます。

「こうするのが、常識・オトナだから」
「こうやらないと、評価が下がるから」
「こうやらないと、異端児に見られるから」

そんな動機が裏に見え隠れしているから
「気持ち悪い」と感じてしまっていたの
かもしれません。

つづく


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