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桜と日本語の美しさ、しみじみ

先週、ラオスで出会ったバックパッカー友達のコロンビア人Julianくんが来日したので案内したときの話。(スペイン語はJの発音がHになるからフリアンと呼ぶ)

日本初上陸のフリアンにどこに行きたいか聞くと、"エミーのお気に入りの場所!"と答えたので、地元の多摩川へ。川の土手沿いに桜がずらっと続くお気に入りの並木道。お天気も良く、たぶん今日でお花見はラストチャンスかなって感じの日でした。

「今年は桜が長引いたから、見れて本当にラッキーだよ!4月の2週目に東京に来るって聞いたときは、桜の見頃の時期を逃すなんてアホかと思ってたけど😁」と言うと、

「桜は僕を待っててくれてたんだよー!!!!╰(*´︶`*)╯♡」

と嬉しそうに桜と戯れているのを見て、私まで嬉しくなりました^ ^

私も去年はニュージーランドにいて日本の桜を見れなかったので、本当に恋しくて「やっぱこれだよ、これこれー😭💖」と、実際フリアンよりもカメラのシャッターを切りまくってました。笑

フリアンはなにげに私のオリジナル曲の"さくらよ、さくら"をiTunesでダウンロードしてくれていたらしく、サビを覚えてて、さくらーさくらーさくらよーさくらー♪♪と口ずさんでいた!!もーめちゃ嬉しかったー!グラシアスッ😭💖(スペイン語でありがとう)

しかし、歌い終わった後、

「てか、"さくらよ、さくら" の "よ"ってどういう意味?」

と聞かれ、、、

∑(゚Д゚)

「え、、、!あ、あえて英語にするなら、、、"Hey"かなぁ?誰かに呼びかけるとき使ったりするから、、、」

「ああ、じゃあ"Hey, Yo!!!" の"Yo"と同じ感じなのか💡」

「ちがーーーーーう😭それとは違うんだYO!!!!うーん、でも上手く説明できない…onz」

その後も、"この歌は、桜の何についてを歌ってるの?"と聞かれ、一生懸命わたしの桜に込めた想いを伝えました🌸

そのときは"Hey"しか思い浮かばなくてとっさに答えてしまったけれど、"Dear Sakura"とかが呼びかけの「よ」には一番近かったかな。。。と後から反省。。。日々勉強です。日本人とだけ交流してたら疑問にも思わなかったことを、気づかせてもらえるのは有難いし面白いなぁといつも思います。

でも、さくらの美しさも、日本語の美しさも、やっぱりどうしても他の言葉には訳せない独特の情緒があるなぁと、しみじみ感じたエピソードでした。こういう気づきがあるから、やっぱり異文化交流はやめられない😁

私の本名、"詠美"は"和歌を詠む"ように心豊かな美しい人に育ってほしいという想いを込めて、亡き父が名付けてくれました。

どんなに日本を離れても、やっぱり私の核には和の心が宿っているんだなと思い知らされました。

"令和"も万葉集から出典ですし、日本語の美しさと奥深さを感じられる豊かな日本人の感性は、千代に八千代に続いてほしいなと思います。

日本語の柔らかく情緒溢れる響きも、英語のリズミカルで深い響きも、それぞれ良さがあって、どちらも私は大好きです!

その魅力を5月25日(土)のトークイベント”旅びとーく!"続いて、5月26日(日)の英語勉強会"平成の自分にbyebye。「私に英語が話せるわけがない」卒業式”でたっぷりシェアさせていただければと思っています!
ご興味ある方はぜひ足を運んでください*


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