英文チェックを頼みたい!と思ったときに、まず最初に知っておいてほしいこと②

前回の記事では、
英語ができるようになって
唯一「困ってしまった」
エピソードを書きました。

それは知人や友人から
「英語チェック」を気軽に頼まれ、
英文をバーンと送り付けられること!

でも、そんな彼らのことを
責めたいわけではありません。

英語チェックや翻訳って
実際、どういうことなのか
"本質的に"理解してなければ

その"気軽な英文チェック"が
実は「仕事として翻訳をする」よりも
いかに難しくて、大変なことか

だなんて、想像がつかない
思うので仕方のないことです。

なので、今日はその「内情」を
ご理解いただく機会として
記事を書かせていただきつつ、

じゃあ結局、英語チェックを"気軽に"
頼みたいときはどうすればいいのか?
を3つに分けてご提案していきます!

1.もう、レットイットゴー!ありのままでいけ!

「ちょっと変で不自然だけど、
  信頼度が多少下がってもいいから、
  通じる英語ならそれでいい」

というような場面なら、もう、
あなたが作った英文や
Google翻訳した英文を
そのまま使ってください!!

まさにLet it go!レリゴーの精神です。

英語に自信がないなりに書いた
英文もGoogle翻訳しただけの英文も、
単語がそれなりに規則よく並んでいれば
「通じるっちゃ通じる」英語になります。

最近の「AI」はどんどん賢くなっているので
翻訳の性能も上がってきていますよね。

正直、そこに、英語ができる人に
気軽に頼んだ英語チェックを挟んでも、
ほとんど意味がないと私は感じています。

なぜなら、私たちはロボットではなく
複雑な感性や思考力をもった人間なので、
"気軽に=機械的に"チェックをする
ということが、なかなか難しいからです。

正直なところ、こちら側からすると、
Google翻訳にかけただけの文章や
英作文に慣れていない方の文章は
突っ込みどころが多すぎて

もうどこから手をつけたらいいやらで
「うーん」…と、1回思考停止になります。

足の踏み場のない汚部屋を目の前に
どこから手をつけ始めればいいんだろう…
と途方にくれるような感覚…

というとわかりやすいでしょうか。

こちらは基本、リスペクトの意を込めて
なるべく本人が最初に送ってきた原文を
活かそうと取捨選択しつつ頑張りますが、

手がつけられるところだけ
ちょこちょこっといじるくらいなら
いっそ、やってもやらなくても
同じ気がする…という感覚になってきます。

ひとつ直したら、糸がほつれていくように
他のすべても連動して崩壊していくような
パターンもあるからです。

なので、つぎはぎ工事をすればするほど、
余計に無理のある、おかしな文章に
なっていったりしまうこともあるのです。

また、そもそもネイティブはこんな言い方を
しないんだよな~とか、このニュアンスを
伝えたいなら、ガラッと文章の構成ごと
変えた方が伝わりやすいのにな…とか

そんな文化背景の違いなどを含めた
英文のアイディアが浮かんでくるので

いっそ、まるまる違う英文に作成し直して
しまったほうが速いし、伝わりやすい英文に
なるのに…と思うようなケースも。。。

でもそこまでやってしまうと、
お金をもらってやる翻訳の仕事と
同じ労力になってしまうので
気軽にボランティアで
受けられるものでは
なくなってしまうのです。

このあたりの話は
前回の記事にも書きましたが、
ボランティアでできる範囲で、
中途半端に英文チェックして
お返しするというのは

違法入国を見て見ぬフリして通した
入国審査官のような気持ちになり、
真面目な私のような人間は
ジレンマで苦しみます( ;∀;)笑

なので、どうか、どうか
私の目に触れさせずに、
ありのままでレリゴーしてください!!

と涙ながらにお願いしたい次第です!!

ぜんぜん、今のままの英文でも
通じるっちゃ、通じるんで!!!!

でも、それをプロとして英語を
仕事にしている人間の口から、
言わせないであげてくださいw 涙

ちょっとした文法やスペルミスを
直したいという程度なら、AI知能を
使った「英作文添削」「英文校正」
の自動ツールを利用してみることを
おすすめします。

人間のようにジレンマを抱えない
「AIロボット」なら気軽に、機械的に、
単純に文法やスペルミスにだけ注目して
直してくれると思いますよ。

人件がかかってない分、レスポンスも早いし
無料で使えるツールも出ているようなので、
検索して、利用してみてくださいね。


2.ここぞ!というときはお金を払ってちゃんと英文チェックや翻訳の依頼する


「1」の提案を読んで、そのままの英文じゃ
やっぱり不安だし、恥かきたくない!!!!
ロボット翻訳じゃなくて、ちゃんと血の通った
自然な文章を伝えたい!!!!

と思った方は、

おそらくプライベートな友達同士の
メッセージとかではなく、

ビジネスでのやりとりだったり、
ある程度公的なところに露出したり、
「信頼度」にかかわる場面で
英文を使われたりするのでしょう。

そんなときは、やっぱりちゃんと
お金を払って英文チェックを受けるなり、
翻訳を依頼することをおすすめします。

個人が翻訳を依頼する機会って
そうたくさんあるわけではないので

どこに頼めばいいのかわからないし
相場もよくわからないし・・・

面倒くさいから、英語ができる
身近な人にちょっと聞いちゃえ!

っていう発想になってしまうんだろうな
と思うんですよね。

今はクラウドソーシングサイトなどで
"気軽に"有料で翻訳を頼める場所が
たくさんあるので、そんなところから

予算が合う人や
依頼したい内容の
専門分野の翻訳に強い人
などを見つけて頼むのが
いいと思います。

平均して1文字単価10円前後が
相場みたいです。

「1」でも前述しましたが、
翻訳というのは、

英語圏の文化背景と
日本の文化背景と
あなた自身が伝えたいこと

を理解した上で総合的に
最も適切に表現できる言葉に
変換するというお仕事です。

それは例えるなら、
錬金術のようなもので、
ものすごくエネルギーを使います。

そして、「ただ英語ができる」のと、
それをまた適切な表現に翻訳したり
編集して総合的にプロデュースできるのは
また別の能力が必要だったりもします。

それはやっぱりどんなにAIが発達しても
なかなか到達できないような、
生身の人間だからこそできるワザ
なんじゃないかなと思っています。

だからこそ、そこには
お金を払ってやってもらうだけの
相当な価値があるのだと
ご理解いただければと思います。

私も翻訳のお仕事を受け付けているので
困ったときはご相談ください^^
eminglish2020@gmail.com

もう英語ができる身近な知人に
「気軽な英文チェック」をタダで
頼んで不安や責任を分散させるのは
やめましょうね~~!!!!


3.一番ベストなのは、自分自身が自分の言葉で英語を表現できるようになること


今回、私が最もおすすめしたい提案がこちらです。

やっぱりあなたが本当に表現したいことは
あなた自身にしかわからないからです。

いかに優秀な翻訳者でも
やっぱりその人が世界を見てる
主観フィルターや言葉の使い方の癖、
言い回しの好みなどが入ってしまうので、

どうしても、あなたが100%
伝えたかったこととは
ズレてしまう…ということは
起こりうるのです。

だから、一番いいのは、あなた自身が
日本文化や日本語の特徴を理解し、
英語圏の文化や英語の特徴を理解し、

あなた自身が最もしっくりくる表現で
相手に届けられることだと思うのです。

だからこそ、私は翻訳の仕事だけでなく、
今年英会話レッスンを始めました。

よく聞く例え話かもしれませんが、

お腹を空かしている人には
魚をすぐに直接分け与えるのではなく
魚の釣り方を教えてあげるほうが
長い目で見るとその人にとって良い

という古くからの言い伝えがありますよね。

もちろん、「餅は餅屋」で
プロにお任せしたほうがいいという
ケースもありますが

言葉というのは、自己表現であり
人と人とのコミュニケーション手段なので、
やっぱり私は自分自身の言葉で相手に伝え、
相手の言葉を受け取り、

少しでも直接相手と繋がれる喜びを
感じられるような体験をぜひとも
味わってもらいたいなと
願わずにはいられません^^

前回の記事とあわせて、
長くなってしまいましたが、
ご理解いただけましたでしょうか?

「自分自身の言葉で、自信をもって
 英語を表現できるようになりたい!」

と思われた方はぜひ英語レッスンを
受けてみてくださいね!!

初回は全コース半額で
お試し体験できますので
お気軽にお問い合わせください。

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