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[パリ美術館レポ]アートパスを利用した4日間のミュージアムツアー🇫🇷🎨

パリ記録2つ目のテーマは美術館!!
芸術の都パリで思う存分芸術に触れてきたので、
訪れた美術館についてのまとめ☺︎

パリミュージアムパスとは?

今回、パリの美術館をまわった際に役に立ったのはパリミュージアムパス!
パリミュージアムパスとは、パリ市内、パリ郊外にある約50以上の美術館・博物館に直接入場できる
観光パスで、2日券、4日券、6日券の3種類がある。

使用日は、最初の美術館に入場した日時から計算される。(2日券であれば、最初の入場時間から48時間以内であれば何回でも利用可能)

オンラインや、パリ市内の空港,売店などで購入が可能である。私が空港で購入した際には、2日券は在庫がなかったので,確実に入手したい場合は事前にオンライン購入することを勧める。

2日券と4日券での価格の差は2000円ほどなので,時間に余裕があるのであれば4日券がおすすめである。4日券であれば5つ程度回れれば元が取れる計算である。
(大雑把計算なので、あくまで参考程度に)

パスの中に、使用可能の施設一覧が掲載されている

ロダン美術館


1日目は「考える人」で有名なフランスの彫刻家オーギュスト・ロダンの作品が展示されている、ロダン美術館へ行った。
ここでもアートパスが利用できるが、日曜日は入場無料らしく、必要なかった。
(せっかくなら使いたかった🥹)
パリ7区の落ち着いたエリアにあって、コンパクトで庭園にも沢山の作品が展示されていた。

何をそんなに考えているのか、、
新学期の自分..
桃?のようなお花が庭にあった🌸


ロダンは彫刻のイメージがあったが、絵画も複数制作しており、個人的に絵画の雰囲気がとても気に入った。

色使いが綺麗な作品
風景画が多かった

館内には彫刻作品が多くあったが、彫刻初心者の私にはまだ理解が難しいものが多かった。
それでも、これだけスケールの大きい作品が、細かい部分まで精巧に作られていることに感動した。

人よりも大きい作品ばかり


ロダン美術館は、サイズも人の多さもちょうど良くて、落ち着いて作品鑑賞をしたい人にお勧めしたい美術館!日曜日は入場無料みたいなので、アートパスを購入しなくても楽しめる美術館だった。

ルーブル美術館

誰もが知っていると言っても過言ではないルーブル美術館。世界史で勉強した作品も多く展示されており、展示数も最大である。

この美術館には、アートパスに加えて入場時間の事前予約が必要である。(アートパスが無い場合は事前予約の時点でオンラインチケットを購入する。)
⚠️予約がないと入場出来ないようなので注意!!

事前予約が必要な時点で察してはいたが、美術館内は人で溢れかえっていた。ルーブル美術館は4つのエリアに分かれており、美術館に入場した後に、それぞれのエリアに入場するシステム。

空間認知力が劣っている私はこの美術館の構造を理解することに時間がかかった...

三角の所から入場

ルーブル美術館は1日でまわることは不可能だと
話には聞いていたが、本当にその通りで、
人の多さに体力消耗した。それでも有名な作品はほとんどおさえて鑑賞できたと思う。
行く前に館内構造を把握しておくことを勧める!

モナリザというより人間の後頭部鑑賞、、
まさかの修繕中でみれなかった、、
天井1つとってもこの豪華さ🌟
現国の説明文に登場したミロのビーナス

人の多さに圧倒されたけれど、建物の壮大さ、豪華さ、作品数はさすがで、雰囲気を味わうだけでも、一度は行く価値のある美術館だと思う。

平日休日問わず人の数は多いので、ゆっくり鑑賞することは難しいと思う。

オランジュリー美術館



ルーブル美術館からチュルリー庭園を通ってすぐにあるオランジュリー美術館は、印象派とポスト印象派の作品が集められている。
ここにはモネの睡蓮がパノラマ展示されており、
それを目当てに訪れた。

とてもコンパクトかつ中心地にある美術館だが、人は少なく、サクッと鑑賞するのにぴったりだった。

日本語マップ🗺️
壁一面にモネの作品がある
この色合いも綺麗🫧

部屋1つがモネの作品で埋め尽くされていて、本当に綺麗だった。いつか、こんな大きい絵画を寝室に置いてみたい願望、、、

部屋の真ん中には大きなソファーが置かれていて、座りながら作品を鑑賞することもできる。

母へのお土産購入🛒

この美術館は2006年にリニューアルオープンしたらしく、建物は新しくてモダンな雰囲気だった。
モネのパノラマ絵画を見るためだけでも、行く価値のある美術館だと思う。

オルセー美術館

次はオルセー美術館!以前、鉄道駅として利用されていたものを改修して作られた美術館🚉
建物の中は天井が高くて,これまでの美術館とは
一味違う開放的な雰囲気を味わうことが出来る。

オルセー美術館は印象派画家の作品が多く収蔵されており、ミレーやゴッホ、モネ、ルノワールなど
多くの画家の作品がある。

吹き抜けの建物
駅の名残を感じる時計

絵画作品の中では、ゴッホの「ローヌ川の星月夜」という作品が1番気に入った💫🌠
暗いトーンの背景に星の黄色が映えている、暖かみを感じる作品だった。

ローヌ川の星月夜

もう一つ印象に残ったのは、セザンヌの「Baigneurs」だ。日本名は確か水浴者たち?
以前、シカゴ美術館にてセザンヌ展があった際、同じシリーズの作品を鑑賞したことがあった。

セザンヌといえば静物画も有名だが、私はセザンヌの使う青がとても好きで、風景画がお気に入り☁️
この作品も青が特徴的な作品だと感じた。

Baigneurs

他にも、モネの作品がたくさん展示されていたが、次はモネ美術館について書くので、ここら辺でやめておく。

オルセー美術館は、美術と日常が近い存在であることを感じられるような構造で、開放的な雰囲気がとても気に入った。

マルモッタン・モネ美術館

最後はモネ美術館だ。尚、この美術館ではアートパスが利用できないので注意!(入り口で絶望、、)

パリの中心地から少し離れた16区に位置するこの美術館は、高級住宅街に囲まれており、落ち着いた雰囲気である。とても素敵な雰囲気で、ぜひまた訪れたい場所である。

チケットもおしゃれ

モネの作品は地下の常設展に展示されている。

モネが晩年に描いたバラ
睡蓮の作品シリーズ
外観

モネの一生と共に作品を振り返れる構造になっていて、年代別の作風を比較しながら鑑賞することができた🖼️人生で1番多くの睡蓮の作品に囲まれる時間は至福だった🪷
人が少なくて、思う存分鑑賞することが出来るのも、この美術館のいいところ:)


パリには美術館があふれていて、出来ることなら1ヶ月くらい滞在してゆっくりと巡りたいところ、、、
それぞれの美術館ごとに独特の雰囲気があり、その雰囲気も含めて鑑賞することがとても楽しかった:)

アートパスはとても便利なシステムなので、パリを訪れる際はぜひ活用することをお勧めする!!

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