noteでのビジョンと自己紹介
こんにちは! Hello! Moi!
みなさま、初めまして。クニちゃんです。
2020年1月から本格的にnoteを始め、北欧デザインスクールでのイノベーション教育やビジネスデザインついて、世界一幸せな国フィンランドのライフスタイルなどについて書いています。
自己紹介とnoteを書いているビジョンについて書こうと思います。
わたしのミッション
すべてのキャリア選択を、「暮らしの豊かさに貢献する」というミッションをベースに考えています。
人知れず暮らしを支えているコンクリート(インフラ)の研究から始まり、フィリピン・オーストラリアでのエネルギー開発、フィンランドへのデザイン留学、ケニアでの食の安全を改善する事業デザイン、意味のイノベーション研究、そして、今やっている仕事もすべて、このミッションに従い、選択してきました。
noteでのビジョン
「マシーン化ではなく、自分らしさ」を育むことについて、フィンランドで学んだデザインやライフスタイルを通じて、発信しています。
もう少し、詳しく背景を説明させてください。
私は、生活の基盤を整備することで、人々の生活の豊かさに貢献したいと考え、土木工学でコンクリートの研究をしたり、新卒では、途上国を中心に、エネルギー開発をするエンジアリング会社に就職しました。
ただ、その過程で、当時思い描いていた「豊かさ」とは正反対のディストピアな世界を体験することになりました。特に、フィリピンやオーストラリアでの駐在中に、軍隊のようなマネジメント・組織体制・コミュニケーションスタイルに、身を置くことになりました。
そこには「自由意志」はなく、大量の労働者をマシーン(機械)として育て、使っていくような文化が残っており、「強制」「不自由」「搾取」といったキーワードで表されるような環境を経験しました。
これは極端な体験かもしれませんが、私は、日本全体にこのような文化が根強く残っていると感じています。駐在から帰国後、通勤電車のなかでグッタリとした顔をしている方を大勢見たり、残業を断ることができない友人の話を聞くうちに、この問題意識が強くなっていきました。
安宅和人さんのシン・ニホンという有名な本にも、同様の内容が書かれていますので、引用します。
日本では軍事教練かのような「気をつけ!」「前ならえ!」、そして制服と過度の校則の強制が日常的に行われている。給食を食べられないなら食べきるまで座らせるという、一般社会でやればパワハラそのものであることを行なっている学校や教師もいまだに相当数存在するという。つまり、日本の初等・中東教育は、意識するとしないとにかかわらず、総じて"マシン(機械)"として子どもを育成している。(中略)教師時代もこの社会の仕組みによって意識せずに"マシン"として育てられ、前述のような価値観を無意識に叩き込まれていることを認識し、アンラーン(意図的な脱学習)することが必要となる。
我々のなかには、マシンとして教育された価値観が残っていて、今必要なのは「その人なりの心のベクトル」を育てる新しい教育(知識・経験)です。
この課題の1つの処方箋として「フィンランドの生活スタイル」とその裏にある「教育(マインドセット・考え方)」だと考えています。
noteを書く目的(ヴィジョン)はここにあります。
フィンランドで2年間デザイン教育を受けたり、子供を保育園やプレスクールに通わせるなかで感じたのは、「自分らしさ(感性)」「自由意志(自律)」「夢を形にする(創造性)」という3つのキーワードが大切にされていることです。まさに、フィンランドの教育・文化・価値観は「マシーン」の対極にあると考えています。教育を受けるほど、脱マシーン化し、自分らしさを獲得していく。世界一幸福な国である豊かさな源泉がここにあると、考えています。
フィンランドは世界一のデザイン先進国としても知られています。マリメッコやイッタラなどのデザインブランドも、日本でも人気があります。留学したアアルト大学も、Art&DesginのQSランキングで、世界のトップ7(2019年)に選ばれています。
日本ではデザインと聞くと、マーケターやプロダクト・マネージャーが企画したものを「ただ形にする」あるいは「見た目を良くする」というイメージがあるかもしれません。私がフィンランドで学んだデザイン教育は、イノベーション教育と言われるもので、0-1(ゼロワン)で価値のある何かを創造するアプローチやマインドセットを、知識と実践を絡めて学んでいきます。
そこで問われるのは、「あなたはどうしたい?」という"自分らしさ"と"自由意志"でした。そして、そのビジョンを人に喜んでもらえる形に落とし込み、届けていく"創造性"を育んでいく内容です。
つまり、「デザインを学ぶこと」=「その人なりの心のベクトルを育て、形にしていく未来を仕掛ける人材の育成」だと考えることができます。創造のための「デザイン」と「北欧スタイル」には、マシーンとは正反対の「自由意志」「自分らしさ」「創造性」を育んでいくことができる力があると思うに至っています。
その体験・知識を少しでも共有したいと考え、noteを書いています。
noteで書いているテーマ
具体的には、次の2つのテーマでnoteを書いています。
1:デザイン留学で学んだ「事業アイデアの作り方」
2:世界一幸福な国フィンランドの「ライフスタイルとマインドセット」
1つめとして、フィンランド留学で学んだデザインについて、できるだけ分かりやすくお伝えしていきたいと思っています。
私がそうだったように、デザインというとピンとこないこと、そして、すべてのビジネスパーソンに関係がある内容にも関わらず、私には関係ないという印象があります。そのため、事業アイデアの作り方というテーマで、そのアプローチや実践の仕方、マインドセットであったりを書いて行こうと思っています。
2つめは、国連SDSNの幸福度調査で3年連続1位に選ばれた、北欧フィンランドのライフスタイルとその裏にあるマインドセットに関する気付きです。
私は、純日本人の田舎生まれで、海外には縁もゆかりもなかったのですが、フィリピンやオーストラリアに駐在し、その後、フィンランドに留学した経験から、多様な文化やライフスタイルを見てきて、日本人として参考にしたいなあと思う気付きを紹介しています。
日本でも、フィンランドの文化である"サウナ"が流行ったり、マリメッコやアルテックなどのブランドも人気が出ているので、こちらは私が感じたありのままをお伝えしていきたいと思います。また、フィンランドの友人が書いているブログなども参照していきます。
今やっていること
ミッションとビジョンを同じく、事業会社でビジネスデザイナーとして、豊かな暮らしに貢献するような新規事業を開発しています。
・1989年岐阜県生まれ。
・生活の豊かさに貢献するというミッションをベースに選択。
・新卒で途上国を中心にエネルギー開発をする会社に入社。海外駐在中、軍隊式のマネジメントやコミュニケーション文化により、メンタル不調者が多発。海外現地の治安も悪化。負の側面を目の当たりにし挫折。
・豊かさに貢献するとは何かと悩み、世界一幸福な国フィンランドにデザイン留学へ。北欧フィンランドの生活スタイルや、考え方に豊かさの気付きを得る。在学中、ケニアでの食の安全に関する事業デザインを経験し、デザインドリブンな事業は、豊かさに貢献すると確信する。
・現在、ビジネスデザイナーとして社会事業の開発に携わる。
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noteで発信する裏にあるビジョンをメインにお伝えしました。
これからも少しずつ書いていきたいと思いますので、興味をもってくださった方は、ぜひフォローいただけると嬉しいです。また、コメントや知りたいことの提案などがありましたら、ご気軽に連絡ください。
ではでは、引き続きどうぞよろしくお願いします!
さようなら! See you! Moi Moi!
Photo at Otaniemi Chapel, Espoo, Finland
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