【日々の雑感】小柄な人間はこんなことで苦労している

人は誰でもコンプレックスを抱えています。
もちろん私も抱えまくっていて、そのひとつは背が低いこと。
これは男にとっては致命的で、男性からも女性からも下に見られてしまいがちです。これは人間を含めた動物の本能だと思うので、相手を非難したり無理して抗ったりしてもムダです。

例に出していいのか分かりませんが、ZOZOの前澤社長も、背が低いのはコンプレックスだと自身で言われていたと思います。
その気持ちはよく分かって、コンプレックスをバネに、いくら業績を上げてお金持ちになっても、見下される可能性がありますから。

他人からの「だってお前はチビだろう」の一言ですべてが吹っ飛びます
さすがに大人の世界では、面と向かって言われることはありませんが。

この問題がやっかいなのは、例えば人によって評価が違う顔の美醜と違って、客観的に分かってしまうこと。物理的な問題。

また標準サイズでないために、日常的にはあらゆる場面で少しずつ負担を強いられます
例えば電車のつり革。私は160cmなので届かないことはありませんが、さほど余裕がある訳ではありません。

しかし人間は肘や膝の角度に余裕がない状態は力が出ませんし、その状態が続けば関節を痛める原因にもなります。満員電車ではそのような状態が続きます。
まあ私より小柄の女性はもっと大変な訳です。同情します。

それと小柄ということは、リーチも短いということです。
もう少しで届かない場面は日常茶飯事。悔しいですね。
テーブルでもうちょっとで取れそうな料理に届かないとか…

街で何か面白そうなことをやっていても、人ごみで見えないのも困るな。

私の場合、指が短めなのも辛い。自分より小柄の女性にも軽く負けます。
ピアノの鍵盤は1オクターブ丁度(無理すればレまで)しか届きません。
特に指先から第1関節までが短いのです。これは実に不便!!
ソフトボールを二本の指で持てない!(薬指も添えればいいだけですが…)

あと似合う服がなかなかないことですかね。
プロポーションの関係で、大柄の人は何を着てもそれなりに様になります。
ところが小柄の人、特に男性は女性と違い「可愛い」という評価基準が
ないので余計に難しい

スポーツも大変ですね。人並みにやろうと思えば体格の差を埋めるため、
常にフルパワー
を出さなければなりません。
幸い私は短距離は平均よりは上で、いつも大きいヤツに対抗するにはどうするかを頭に置いていたので、バカにはされませんでしたが…

逆に小柄でよかったことは、座席が狭くてもさほど苦痛にならない
ことくらい
でしょうか。前席との間隔が狭くても、足が窮屈ということはないし、席を倒されても圧迫感が無いので私は怒りません(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?