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人はそう簡単には変わらない

友人にここ最近あったことを話すと
「普通そんな人間とは時間をかけて距離をおいて、もうフェードアウトが王道だ」と言われた。

単騎で一人乗り込んで敵将の首を取るような私は
呂布のようだと言われた。

私は私自身で蹴りをつけたかった。
人はそう簡単には変わらない。

相手の「質問した内容」「聞いた答え」全て信用できなかった。
自分の都合の良いように聞いた結果が、戻ってきた返事だと思ったから。

ガキの使いもできないのか?
それでいて自分を有能だというのか?
人の言うこともまともに聞けないのに?
悪態ついて罵倒してやりたかったけど、泣いて泣いて私の言葉をかき消す電話口での声に嫌気がさした。


そうやって、都合が悪くなれば泣いていくんだな。
昔もそうだった。私を傷つけて、謝って、泣いて。
典型的なDVだって知ってましたか。
それを「闇」と呼ぶのだよ。

君が身近な人にしか見せない甘え、そして「闇」だ。

あの人は何の夢を見たのだろうな?
昔の知り合いが、まさか幸せをつかんだから、もしかしたら自分もできるんじゃないかと夢を見たのではないかなと予想する。
「あいつが幸せになれたのだから、自分だってできるんじゃないか」
人を簡単に見下して罵倒する、クズの人間のやりくちだと思う。

残念ながら、人と人とのつながりには

人を愛する能力と、人に愛される能力と、人を幸せにする能力が必要になる。

あの人には人を幸せにする能力が欠けていると思うのは
逃癖があり、歩み寄りができず、他責志向であるということからだ。
そして極端な被害者意識。本人も気づいていない。
本当に痛い目に遭うまで、きっと気づいていないけれど、
すぐに人を見下して誰かのせいにするのは自分だってそういう傾向があるのだよ。

相手に、しぬほど文句を言いたい。
私を苦しめたことをなかったことにしようとしていること、
そして、何で自分が幸せになれると思った?ということ。

あんな人間がまともに幸せになるのが許せない、と思った時、
ある言葉を思い出した。

「人をいじめて殺した犯罪者でも、刑期を終えてムショから出てきたら、
何が悪いん、罪は償ったやろ、という人もいて、
そういう人を例にとると、あなたがどうであろうが、
時間が経ってある程度のことをしてしまえば、相手からしたらもうなかったことなんですよ」

と言われ、妙に納得した。

私は、あの人のせいで
ストレスからご飯が食べられない体になり、電車に身を投げそうになり、
それ以来心療内科に通っている。

お互い平穏な時間は過ぎていっていても、私の現状は何も変わっていない。
フラッシュバックに今でも苦しめられる。

「人はそう変わらない」

一度自分を傷つけた人間に、再度救われるなんていうことは決してない。
一度裏切った人間は、何度でも裏切る。

私の期待を裏切る。


「君は、きっと幸せになれないよ。
 君の周りの人も、きっと幸せになれないよ。
 君は 都合の悪い人間を自分から離した思っているのかもしれない。
 でもちがう、周りが離れていったんだよ。」

私がいい例だ。

私は、離れたかった。離れなければならなかった。
ずっと、「私を傷けた人間」から離れなければいけなかったんだ。


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