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今日の140文字

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平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103… もっと読む
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2022年4月の記事一覧

スポーツとものづくりには私が惹かれる共通のものがあるとわかった。それは「圧倒的現実(物理法則)」が目の前に立ちはだかることだと思う。仮説だ検証だとか言ってられない。考えてやる、やって考える、とにかく慣れる。たくさんの現実に打ちのめされたあとに、本当のことがほんの少しだけわかるのだ

子どもの質問が「答えを知りたいわけじゃない」と知ったのは、たぶん長男が4歳くらいのとき。「不思議を楽しみたい」「一緒に考えたい」「自分でつじつまをたどりたい」みたいなことだと理解した。答えを聞いても嬉しそうじゃないし覚えてもいないのに、わからないまま自分で考えるのはすごく楽しそう

私はいまだに、自分にとって価値の高い本に出会う確かな方法を見つけられていない。ときにSNSから、ときに購読しているメルマガから、ときに書店で。掘り出し物のような本はタイトルがわかりにくい場合が多く、読む前にも大きな期待はしていない。だからこそ、その輝きを見つけたときの喜びは大きい

「しょうがない」という事実と感情の揺れは相関することもあるけどしないこともある。悲しんだり怒ったりすることに「しょうがない」と蓋ができると思うのは大きな勘違い。しょうがないと頭でわかっていても感情が追いつかないものなのだ。だから悩んでる人に「しょうがない」って言ってもしょうがない

価値観を大変革できるのは自分の体験しかない。ものごとを理屈で知っても既存の価値観の上に構築していくだけで、世界が広がりこそすれ土台が揺らぐことはない。信じるものを自分で決められるからだろうか。一方で体験は、信じないものも疑いのない事実。自分の価値観と違えば、価値観を変えるしかない