マガジンのカバー画像

今日の140文字

612
平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103… もっと読む
運営しているクリエイター

2021年10月の記事一覧

友人と毎週の用事があり、そのときに30分ほどの雑談に付き合ってもらっている。定期的な雑談により前段を説明する必要がなく「あの話」で伝わるのですぐに深い話や本題に入れる。そのために誤解が少なく、自分の素直な気持ちを吐露していて自分で驚くこともある。こんな感覚は家族以外では久しぶりだ

「北風と太陽」はわかりやすい。でも、誰かに何かをさせようとするとつい強い風を吹かせてしまい、思い通りにならずにイライラする。北風の気持ちのままに太陽のフリをしても、時間効率が悪くてイラつく。本当に太陽になりたければ、コートを脱がせたいなどと思わず、「温めたい」と思うしかないのかも

私たちが程よく雑談するには媒介が必要だ。雑談を目的とするのではなく、飲食や散歩、何かの待ち時間や移動時間、ボードゲームやワークショップを口実にする。一見目的に見えるそれを媒介にして、チェックインや余白を作り、少し物足りないくらいの雑談をする。これからは、さらなる媒介の発明が必要だ

最近、知り合いに意見交換のような雑談をお願いすることが多い。時間をもらっているからか、私が発言した時の相手の反応が時に気になる。1秒にも満たない相手のリアクションや表情から何かを読み取るのは、タイムラグがあると難しい。リアルの細かな情報はコミュニケーションの安心感になっていたのだ

アウトプットが身についていると、仕事に何か変化があったときに誰かに報告したくなる。「報告する」「意見を請う」「相談する」「許可を得る」などいろいろなバリエーションで連絡しながら、単なる思いつきをひとつずつ「決めごと」にしていく。頭の中に浮かんでいるだけの状態よりずっと実行しやすい

今日のアウトプット・コーチングで思い出したこと。私は自分の「好き」を知るために、小さな「やりたいこと」をたくさんやった。ピアノを習ったり絵を描いたり消しゴムハンコ作ったりタロットをしてみたり。アウトプットもとにかくいろいろやってみた。そんな風にして自分の興奮ポイントがわかってくる

文章を整えるのはデータベースの正規化に似ている。重複をなくし、できるだけ少ない量で矛盾なくわかりやすくデータを収める。重複したら、外に出してひとつにできないかと考える。ひとつにできるとデータ量が減って冗長さがなくなりシンプルになる。文章もデータも、無駄なくまとまると美しさが際立つ