マガジンのカバー画像

今日の140文字

612
平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103… もっと読む
運営しているクリエイター

2021年9月の記事一覧

誰かや何かに怒っているうちは強く自分を保てる。まるで強い殻に覆われているかのように。ところが怒りの裏側に隠されているWANTを見つけて引っ張り出すと、殻を外しているから崩れやすく脆い。それを相手に伝えるために中を見せようとすると、ますます脆さが露呈する。毎回辛いがそうするしかない

「語彙」というと単語のイメージがあり、語彙力があるとはたくさんの単語を知っている(使える)と思いがちだ。文章を書くために必要な語彙力は、単語の数だけでなく、言い回しなどの種類の多さだと思う。先ほど次男が使っていた「心なしか」のように、簡単な単語を組み合わせた表現を多く持っていたい

批判の意味で「なんで〜なの?」と言わないようにしている。別に理由を聞きたいわけではないから。さらに不満を「批判の形」で言わないようにしている。本当の気持ちは別にあるから。頑張って深掘りすれば「〜してほしい」という要望だとわかる。その気持ちを素直にいうのが望ましい。とても難しいけど

結局私の考えなんて世の中のアンチテーゼでしかないような気がする。行動する人が少ないなら「行動こそがその人である」と思うし、考える人が少ないなら「思考停止は悪」なんて思う。自分の長所を見つけるにも他の人と違う部分で探して、人と同じだったらつまらないなと思う。結局、相対で考えてしまう

文章や企画でダメ出しをたくさん受けてきたことは、自分の作ったものやアイデアに固執しないいい経験になった。ともすると相手を言い負かしたい衝動に駆られる自分にとって、言い訳を封じ、もっとよい案を生み出す経験は代えがたいものだ。「これしかない」と思わず、「第三の案が存在する」と信じる力

大人は話をして信頼関係を築く。さらに仕事やプロジェクトに取り組むことで、もっと強固な信頼関係が築けるだろう。子どもの場合、一緒に楽しく遊ぶことで相手を好きになり、信頼するようだ。勉強を教えるのも、コーチングみたいなことも、まずは一緒に遊んで信頼関係を築く必要があるんじゃないのかな

考えるのは楽しいけれど大変だ。ぼんやり考えていると、怠惰な方に流れてしまう。そこで役に立つのが「問い」だ。自分で自分に的確な問いを投げられるようになれば、そこに向かって考えるパワーを集中できる。問いに向かってゆっくり考えてもいいし、仮で答えを出したあとに新たな問いを捻出してもいい

自分を磨くとはどういうことか。誰かによく見られようとするのではなく、とはいえ、まったく見られないとあきらめることでもない。いつ誰にどこから見られてもいいように、自分を整えておくことなのではないか。例えば、お客さんが来なくても部屋を片付けておくような。その方が毎日気持ちがいいからね