自分が支援したいと思う人をサポートしたとして、その人が自分の予想より頑張れなかったとしても、文句を言う権利もなければ筋合いもない。その人のできる範囲、やりたい範囲を的確に見極めて、無理のない範囲でサポートする。本人すらやってみなければわからないので、何度も軌道修正していくしかない

都心に近いところに住むと便利で毎日が充実する。変化に富む生活は刺激的で楽しい。一方で、淡々とていねいに暮らして満足感を得るには、花鳥風月が必要だ。窓から見える庭や景色、花や鳥は、毎日少しずつ、気付けば劇的に変化をもたらしてくれる。どちらにしても、人間には適切な量の変化が必要なのだ

「正解なんてない」と頭ではわかっていても、反射的、感覚的には正しさを求めてしまう。「気づき」なんて生やさしいものでなく、どうにもならない状況で価値観を変えざるを得なかった経験を何度もすることで、正しさへの信仰を手放せるのではないか。他人の価値観を取り込めたら、世界は果てしなく広い