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今日の140文字

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平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103…
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2021年1月の記事一覧

誰かがいつもと違って私を傷つけるような言葉を発する時、その人が先に傷ついている可能性が高い。つい自分の傷の痛みに驚いてしまうけど、その前にその人がなぜ傷ついているのかに想像を巡らせたい。それを知ることで、私自身の傷が癒えることもあるからだ。傷ついたのは誤解だったとわかることもある

プロフィール写真は、その人が「どう見られたいか」を表している。若く見られたい、美しく見られたい、かっこよく見られたい、などなど。私は取材対象者を探すことがよくあるが、くしゃっと笑った写真を選んでいるデザイナーさんにとても好感を持った。まだまだその域には行けないけど、憧れのスタンス

ギブとか贈与とかの私なりの解釈は「与えたいと自分から思ったら与える」ということ。「与えたほうが○○のためになる」「与えないあなたは○○だ」みたいに言われると途端に興ざめする。与えたいと思うポイントは人それぞれで、心から与えたいと思ったものが一番いい。人に強要するものではないだろう

ほかに人にとってはどうってことないのに、心の中であきらめきれないこと。頭で手放したほうがいいと考えて、体は手放したつもりでも、ずっと心に居座って移動してくれないもの。そこにはキラキラした宝石のようなものが隠されていると思う。触れたとたんに涙がこぼれてしまうようなやわらかく繊細な塊

いつから理論と感情を別にして考えるようになったのだろうか。分けて考えることで「理屈としてはこうだけど感情が我慢できない」「この場合、感情と理屈のどちらを優先すべきか」と考えられる。たいてい感情は優先されるのだけど、理論を踏まえたうえでの感情だから納得ができるし誰のせいにしもしない

嬉しいことを大々的に発信するのが難しくなってきた。数年前はガンガン発信していたはずなのに、なぜなんだろう。思わぬところでいろんな人が悲しい思いをすると知ってしまったからなのか。自慢に聞こえた発言を自分はしたくないと思ったからなのか。逆境に対する優しさに味を占めてしまったからなのか

人はすぐ勝負に勝とうとしてしまうけれど、第三の道「勝負しない」を常に意識しておきたい。人が作った土俵、人が決めたルール、人が集めた観衆。そこで勝つことはとても魅力的に見えるけど、本当に自分が欲しいものではない可能性が高い。本当に欲しいものは、勝負とは別のところにある場合が多いのだ