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今日の140文字

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平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103… もっと読む
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2020年7月の記事一覧

今は変化の時だと思う。わざわざ選ばなくてもずるずる進むことはわかっているが、自分のために決めた方がいい気がする。何かを選び、何かを捨てるとき、どうしても「どちらに正解があるか」と思ってしまう。でも今は学校のテストではない。答えなんて決まっていない。そこにあるのは不確実な可能性だけ

短期的には自分に自信をもって突き進んだ方がいいようだ。ただ人生はとてもとても長く、自らを変化させずに突き進み、幸せでい続けるのはきっと難しい。自分を変化させるには、自分(の一部)を否定することも必要だし、自分の能力を疑ってみることも必要だろう。カチコチとグニャグニャを使い分けたい

知らず知らずのうちに大事なものを容赦なく捨てている。友だちへの連絡や、読書の時間や、考える機会。ところが、決断する必要があるものはなかなか手放せない。捨てられない理由はあるが、持っていることで手が使えなくなるのも確か。使える時間が半分になると仮定したら、大事なものが見えてくるかも

何かをスタートして続けたいと思ったら、最初のテンションをできるだけ上げないことが大事。やる気で走ろうとするとすぐに息切れしてしまう。ひとりでやる場合は特に、やる気がなくなっても続けられる設計を作ること。やる気のある自分がずっといると期待してはいけない。人はとても面倒くさがりなのだ

何かを打ち明けようとしてるのに心に抵抗があるとき、同じ分野のその人の話を聞いてからなら楽に話せることがわかった。相手も見せてくれればこちらも見せられる。考えてみたら裸で温泉に入れるのは、自分だけじゃなくて相手も裸だからだよね。逆に言うと、自分のことを話せば相手も話しやすいのだろう

考えを文章にしたり、インプットしたものをまとめたり、悩んでいることを整理したりと、アウトプットはいろいろなことに有効。「こんなことにも役立った」と後から気付くことも多い。まるで運動のようなもので、それ自体は目的ではなく手段にしか過ぎない。得るものがひとつではないから捉え方が難しい

先日免許の更新に行ってきた。「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」をしましょう、という考え方が好きで、折に触れて思い返す。仕事やコミュニケーションもすべてこの考え方が役に立つ。面倒くさいと「〜だろう」と考えてしまうけど「〜かもしれない」という視点で予測をして細かな注意を向ける

行動力ってその場では意外と目立たないかもしれない。やるべきことをやっているだけだから。多くの人が「やった方がいいとわかってるけど抵抗ある」と思うことを、ササっとやってしまうのだ。ちょっとした違いに見えるけど、迷っている人とすぐに歩き始める人は全く違う。時間が経つほど差がついていく

すべての条件が揃うなんてことは、まずなくて。私たちは矛盾の中を泳いでいかなくてはならない。好きなのにうまくできない、やりたいけど傷つく、ここにいたいけどいられない。ロジックや損得だけで決めらるなら苦労しないけど、そこに全く別軸の感情が入ってくる。そんな中で苦しい決断をしていくのだ

あまり伝えたいことが定まらない私は「文章力より内容だ」「伝えたいことがある人にはかなわない」と思いながらライター業をしてきた。その思いは今も変わらないけれど、伝えたいことがある人ほど、優れた文章力は武器になる。「文章力って、実はものすごい力なんじゃないか」って思ってみることにする

ギブしたい相手や内容や量は、人によってずいぶん違うのだと知った。私は身近で縁がある人以外に、インターネットの海で私を見つけてくれた人にもギブしたいと思っている。「どうしてそこまでできるの?」という姿勢には、その人なりの理由がある。逆に「ギブした方がいい」なんて強要するものでもない