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いつも心に山口智子。

これ、至るところで言うてるんやけど、わたしこの数年で10キロ太りました。

もともと細い方でもないのに、あれよあれよという間にこの状況。
もう体重計に乗るたびに落ち込む。ていうか普通に鏡見ても落ち込む。

太った原因は簡単で、ここ2年ほど、食事に気を回す余裕がないからでした。

人ってたぶん、メンタルが落ちると、どうでもいいところからどんどん手を抜いていく。わたしにとってはそれが、食事でした。(どうでもよくないやん笑)

手を抜くといっても、食べないということではなく、自炊をやめて、ウーバーイーツと外食と惣菜を買う、というやり方に変化したのです。お金もかかるし、体重は増える。あと、やっぱりなんとなくしんどい日が増えました。

YouTubeでも、TikTokでも、40代女性は「ていねいな暮らし」が人気で、朝に白湯を飲むとか、しっかりおいしいお野菜をいただくとか、ヨガやストレッチで身体をととのえるとか、もうそういうの全部まぶしくて。

今のわたしには、そういうの無理。
そう思って、目を背け続けた結果、こうなりました。

あるとき、長女がわたしと次女を動画に撮るといって、撮影してくれたことがあって。

寝る前の、家族の、リラックスした時間。
たのしそうに過ごすわたしたちの姿を客観的に見てみると、明らかにわたしはデブでした。ちょっとみっともないぐらいの贅肉と姿勢。これは……あかん。

ボディポジティブという概念からいけば、太ってようが痩せてようが、自分の身体を愛そう、みたいなことになるんかもしれんけど、さすがに、たとえどれだけ愛してる人が「そのままの身体がすきだよ」と言ってくれようとも、自分自身が許せない領域まできました。

というわけで、わたしは少しずつ元気になってきているのだな、と感じます。

きっと、しんどい時には、「自分ってだめだなぁ」と思っても、そこから行動するにも至らないはずだから。結局おなじ毎日を繰り返して、定期的に自分に幻滅するのです。

最近のわたしは、少しだけ明るいです。
「こんなのやだ!変えたい!」という気持ちがちゃんとわいてきて、行動するに至っています。

こういうのって全部、もう一度自分を好きになりたいという欲求からきてる気がしてて。

だれだって、自分のことは好きでいたいし、自分が納得できる自分でいたいはず。ただそのために、できるときとできないときはあるから(これは単なるやる気の問題だけじゃない、というのは自分が経験してみて思った)、
できない時も自分をなるべく責めないで、できる時がきた時のためにゆっくりパワーを養っていたらいいのだと思います。

わたしが最近、髪の毛をショートカットにして、毎朝ヘアオイルなんかもつけてみたりしちゃっているのも、今までの「とにかく手がかからない髪型で」というオーダーからは進化していて、「少し手をかけてでも、かわいくなる」という理想に近づいてる。

ていねいな暮らし、はまだできそうにはないけど、今まで数年間、自分で自分を蔑ろにしつづけた結果を自分でうけとめて、「今までごめんな。またこれから一緒にやっていこや」という気持ちなんだよね。

自分のからだって、生まれた時から自分と一緒にいて。
当たり前なんだけど、自分の味方の存在なんですよね。

そんな自分のからだのことを、人生のどこかのタイミングや期間で、ちょっとずさんに扱ってしまうことは、あると思う。

わたしの場合は、それがこの数年間でした。
こころを優先して、からだの優先順位を下げました。
からだがからだとして機能していくために、睡眠・食事(栄養)・運動っていう基本的な3本柱ははずせないはずなのに、ちょっと前のわたしは、「もうそういうのむり。しんどい」って塞ぎ込んで、適当な食事、運動はゼロ、その結果質の悪い睡眠をキメてました。自傷行為やんけ。

今はちょっとずつ余裕が出てきたから、また少しずつ、やっていきます。

そんなわけで、4月の末に目標をたてました。
3ヶ月で5キロ痩せる。これがきついのかゆるいのかしらんけど、短期決戦じゃなくて、人生として継続していける習慣をつくりたかった。

わたしが運営しているオンラインサロンでも、「運動と食事で痩せようと思う」と宣言したら他の人も「自分もがんばってみる!」って何人か言ってくれて、みんなで毎日運動の報告をしたりしている。すごいたのしいしうれしい。

わたしが自分で自分に設定した期限にはあと9日で、目標まであと500gのとこまできました。なんとか達成できそう……やと思います。

で、わたし気づいたんですけど、痩せるのにぜったい必要だと思ったことがあって。(個人的な意見ですよ)

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