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悪いって言うから悪くなるんや!

【悪いって言うから悪くなるんや!】

これは約7年前、まだ4歳の息子に言われた言葉。(今は11歳です)

アトピーの酷かった息子がもうなんでも食べれるようになってたので、前から食べたがってたスーパーのおやつをなんでも好きなの買ってもいいよ。って言った日。


息子は目をキラキラ輝かせて色々なおやつを手に取ってはどれにしようか迷ってる。



でも……よりによって「え!それ?」っていう着色料や添加物満載のものを手にとるww

他にもあるでしょうよ、いいものが…。


添加物は悪!とばかりにまだ頭がカチコチ山だった当時の私は
「それは美味しくなさそうやなぁ。」
「え、それはちょっと変な色じゃない?」
「あっ♪こっちのん美味しそう!」


好きなもの食べていいよとか言ったくせに
コントロールしようとしてました。


そしたらね、息子が振り返って
真っ直ぐに私をみて…



「もう!お母ちゃんが悪いって言うから悪い食べ物になるんや!」



その時の衝撃は未だに覚えてる。


そう、私は「悪い」という言葉は使ってなかったはず…。でも息子は私の言いたいことを捉えてたんだろうなぁ。


身体の中がその言葉の風に吹き飛ばされたように立ち尽くし、その後、息子の言葉が染み込んできました。


ほんまその通りやなぁ。と。
キラキラした目で選んだ食べ物が
悪いはずないやん。



そのおかげで今はゆるゆるのユル子ちゃんに。


ただそれは一度極端に偏ったからこそ、
ちょうど良さがわかったし、
感じるエネルギー次第で、そのもの自体は良いも悪いも問題など最初からないということも腑におちてます。


いつでも目の前の誰かを通して
自分自身を見る。

自分の存在を気づかせてくれる。

結局のところ全部自分の中に戻るんだなぁ。

そんなことを今は酵母を通して共有しているのだから、本当人生っておもしろい。

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