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謎解き・バナナフィッシュにうってつけの日07「six,wax,olive,candle」


   dig フカボリスト。口がわるい。


 e-minor 当ブログ管理人eminusの別人格。


☆☆☆☆☆☆☆


 どうもe-minorです。


 へい。digだよ。


 「コネチカット州、ワーリーウッド whirly wood(野崎孝訳ではホワーリー・ウッド) , Connecticut」なんて地名は実在しない。これはサリンジャーによる造語で、シビルはほんとはコネチカット州の「ニューヘイブン」、つまり「新しい天国」からシーモアのもとにやって来た、というところまで前回やったね。


 この短編を律するキリスト教的コードに従って読めば、そうなるわなあ。


 シーモアは、「それですべてがはっきりしたよ。」という。


 おれの解釈なら、このセリフもちゃんと意味が通るだろ。


 ……で、ここでまたシビルが話題を転換させる。


 4歳って設定ならば、こんなもんだよ。さすがサリンジャーは子どもを書かせたら天下一品だわ。


「ねえ、『ちびくろサンボ』、読んだ?」


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1,905字
全13回にて完結しています。

サリンジャーの短編「バナナフィッシュにうってつけの日」の謎を対話形式で解読。

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