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コロナ禍でも海外移住は可能。緊急事態でもできる準備とは

「海外移住したかったけどコロナ禍で延期した。今は移住をあきらめて待つしかないのかな。」

「今は世界中でパンデミックが起きているから、海外移住は我慢すべき。」

そんな方に向けて書いています。

この記事で、次のことがわかります。

・コロナ禍でも海外移住する人はいる
・コロナ禍で海外移住の準備をする前に確認したいこと
・コロナ禍で海外移住をする際の準備

現在、海外移住をしたいものの、コロナ禍のため難しいと考えている読者の方よりご質問をいただきました。

そんな中、インドではこのコロナ禍に海外(欧米諸国)に移住する人がたくさんいるとの情報を得ました。

ということは、コロナ禍に海外旅行はできなくても、海外移住なら受け入れている国も多いのではないか?

との憶測のもと、コロナ禍での海外移住の現状と方法についてまとめました。

※新型コロナウイルスの症状が出た場合は、渡航を遅らせ、出発国と到着国の指示に従ってください。

※免疫力が弱い、持病があるなどの理由で、コロナウイルスが重症化しやすい可能性がある人には、海外移住にともなう移動は非常にリスクが高いです。医師に相談し、できる限り自宅で過ごすことをおすすめします。

※この記事の情報は、2021年1月7日時点で把握できた情報を元に提供されています。この記事は参考としてご利用の上、日本の外務省ホームページの情報や移住先の政府・移民局などの公式サイトを必ずご確認いただくようお願いいたします。

コロナ禍でも海外移住する人はいる

コロナ禍でそもそも海外移住することはできるの?

という疑問をお持ちの方も多いはず。

結論としては、移住先によってできるところとできないところがあります。

例えば、私の住むイギリスでは、パンデミックが始まってから一度も国境を閉鎖していません。

2021年1月6日現在、仕事などでの渡航は可能です。

つまり、ビザなどの手配が全てできれば、コロナ禍に移住することも可能であるといえます。

ただ、日本人に人気の海外移住先の中で、いくつかの国が入国制限措置をとっているのは事実です。

その他の国でも、「入国に際しての条件・行動制限措置」を課している国が多いです。

到着後の自己隔離や、検査結果の証明が必要であるなど、通常の移住の手続きにプラスで手間がかかります。

すでに住みたい国や都市が決まっているなら移住の準備を

この状況でどうしても難しいと思われるのが、「移住したい国を見つける」ことです。

私は、移住先を見つけるには現地に行ってみて実際の様子を肌で感じるべきだと提唱しています。

しかし、2021年1月現在、事実上日本から海外旅行することはできません。

ネットなどで情報を集めて、移住先を決める参考にすることはもちろんできます。

ただ、人からの情報(2次情報)だけで移住先を決めるのはおすすめしません。

人それぞれ、これだけは譲れないと思うものや、自分の価値観に合うものは違います。

気候、人柄、食べ物、文化などに対する人の好みもあります。

そこで、コロナ禍に移住したいと考えているものの、移住先が決まっていない人は、少し待った方が得策ではないかと思います。

その場合は、ひとまずどこに行くにしても必要な資金を貯めることです。

それから、英語圏に行きたい場合など行き先の公用語がわかっている場合は、その言語を勉強しましょう。

後で、やっていてよかったと今の自分に感謝することになるでしょう。

移住先がどこであっても、やっておいて損がないのは間違いなく英語です。

英語の勉強については、私の失敗談とやっておけばよかったことについての記事を参考にしてください。

コロナ禍で海外移住の準備をする前に確認したいこと

コロナ禍で海外移住をする場合は、コロナ以前でも確認すべきだったことに加え、さらに知っておくべき情報があります。

海外移住の準備をする前に、次のことを確認します。

・移住先がビザの申請手続きを受け付けている
・移住先の国が日本からの移住者を受け入れている
・移住先の国のパンデミックへの対応と法令に従う
・移住先の都市への交通手段を確保する
・移住先での仕事か学校への入学許可を確保する

移住先がビザの申請手続きを受け付けている

移住するには、観光以外の目的で滞在するため、ビザが必要です。

しかし、コロナ禍でビザの申請手続きを一時停止している国もあります。

その場合、今のところは諦めるしかありません。

移住先の政府・移民局などのビザ関連情報がのっている公式ページをチェックして、ビザの申請を受け付け始めるのを待ちましょう。

幸い、移住先がビザの申請手続きを受け付けている国なら、受け付けをストップされる前に早く行動しましょう。

移住先の国が日本からの移住者を受け入れている

国によっては、特定の国からの入国を一切禁じているところがあります。

日本人に人気の海外移住先の中で、以下の国が入国制限措置をとっています。

オーストラリア
カナダ
マレーシア
台湾
シンガポール
中国
ベトナム
フィリピン
タイ
ニュージーランド

日本人に人気の海外移住先の中で、以下の国が入国の条件や行動制限措置を課しています。

オーストラリア
カナダ
マレーシア
台湾
シンガポール
中国
ベトナム
フィリピン
タイ
ニュージーランド
イタリア
イギリス
アメリカ
ブラジル
韓国
インドネシア

移住先が日本からの移住者を受け入れていなければ、ビザがおりたとしても移住できません。

最新情報は、移住先の政府・外務省・移民局などのホームページで確認してください。

また、ホームページが更新されていない場合や、情報が書かれていない場合は大使館などに連絡するのも一つの方法です。

移住先の国のパンデミックへの対応と法令

さて、無事にビザがおり移住先に到着したとします。

移住先の国ではパンデミックの状況がさらに悪化しているかもしれません。

ロックダウンで外出するのに苦労するかもしれません。

現在のところ、移住先の国では新型コロナウイルスにどう対処しているでしょうか?

これまでのその国の政府の対応を見て、ある程度移住した後の状況を予測できます。

感染者数が少人数でた時点で国境を封鎖した国には、そもそも入国することもできない可能性が高いです。

しかし、これまで感染者数が増えたときにすぐにロックダウンを行ったかどうか?

検査はどのように行ったか?

などの情報を確認しておくと、対処法を前もって考えることができます。

移住先の都市への交通手段を確保する

移住先へ無事に到着したとして、公共交通機関が利用できなかったら国内の移動に困ります。

例えば、イギリス在住の私が日本に帰国して2週間は、2021年1月7日現在、日本で公共交通機関は使えません。

タクシーも使えず、自宅への移動には自家用車のみが認められています。

それができない場合、空港付近のホテルなどに2週間、自己隔離が必要です。

このように、国によってそれぞれの入国後の対処が決まっています。

このパンデミックが始まってすでに1年経ちますが、いまだにその政策はころころ変わります。

現在は移住先でタクシーなどが使えたとしても、万が一公共交通機関が使えない場合の交通手段を確保しておくのは重要です。

移住先での仕事か学校への入学許可を確保する

移住先で何をするかによりますが、まとまった資金がない限り、現地の仕事か学校への入学許可が必要です。

ワーキングホリデーなどで、仕事や入学許可がなくてもビザを先に取得できる場合は、このステップはビザを取得してからでも遅くありません。

ただ、採用プロセスや入学試験などに数ヶ月時間がかかることも考え、できるだけ早めに調査を始めてください。

コロナ禍で海外移住をする際の準備

実際にコロナ禍でも海外移住をしようと決心した人は、早速次の準備に取りかかりましょう。

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