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444.「岩手の旅のお話会」御礼 ~美しいレイ~

誰かにレイをかけてあげることは、
 
(この出逢いに感謝します)
(繋がりを大切にします)

そんな心がこめられていると知り、旅のお話会に来てくださるみなさんに、そのようなおもてなしができたらと願いました。
 
(レイをかけてもらうと、ふわりとあたたかくて、やわらかな笑顔になる)
 
ひとりひとりにかけられたレイは、繋がって、地球にかける大きなレイに。
地球は、宇宙のレイに。
 
輪になったフォトブックは、美しいレイのようです。
 
和美さんは、エッセンスというレイを、ひとりひとりにかけてくださり、私たちは、そのレイを受け取ったのだと気がついて……
 
このうえない感謝と、尽きることのない歓びに包まれています。
 
(本文より)
 
**********
 
お話会は、ただ、ただ、美しい響きあいの時でした。
 
木の香りがただよい、見上げると、大きな丸太梁がむきだしの勾配天井には、天窓が切られていて、ひかりがいっぱいに舞い降り、輪になって座るみなさんの前に、ひらかれる前のフォトブックが、静かにその時を待っています。

はじめに、トランスフォーメーションのエッセンスがスプレーされ、微細な粒子の魔法によって、部屋は、私たちを乗せて、静かに漕ぎ出していく船のようです。

フォトブックの表紙の色が、冴え冴えと輝き、放たれているひかりが、ほんとうに美しく、清らかで、その神々しさに、目を離すことができないでいる中……


大橋和さんの口伝により、お話は編まれていきます。
 
(旅とは何か)
(なぜ、旅をするのか)

 
和さんから受け取ったものは、これまでの人生の、漠然としていた世界に、地図を持つような……。
道が生れ、道しるべを立て、橋を架け、その場所に、ひとつひとつ名前をつけていくような……。
そのような振動を持って、私に届きます。
 
旅で訪れる地は、いきなり踏み込んでよい場所などなく、土地の神様たちに、謹んで、敬いの気持ちを持って、ご挨拶をすることも。
 
その土地の水を介し、土を介し、風を介し、ひかりを介し、食べ物を介し、夜をくぐり、少しずつなじんで、扉が開くのを待つことも。
 
すべてが、ご神事のようです。
エッセンスを受け取ることもまた。
 
和美さんは、岩手の旅で、3本のエッセンスを受け取ってくださいました。


「岩木山神社御神水」 ―自分の信じるものにコミットする―
「桂の木」―境界―
「錦木」―それぞれの輝き―

 
それぞれのエッセンスから感じたことを書き留めておきます。
 
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「岩木山神社御神水」
 
頭頂にエッセンスをたらしてもらうと、目の前に、滝のカーテンが走り、澄みわたる感覚が身体にひろがっていく。
やがて、日本画のみどりのようなかさなりの森の中にいて、「深山」という声が聴こえてくる。
次に視線は地表にうつり、そこには、ふかふかでなめらかな苔がいちめんに、どこまでも広がっている。
その幽玄の美しさにみとれていると、体表が苔に包まれていく。
たっぷりと水をふくんでしっとりと潤う苔に包まれる安らぎ。居場所。癒し。みずみずしさ。
 
「桂の木」
 
目の前に見えているのは、整地された白い区画。
植物は何もなく。おごそかな結界。ご神域。聖域。依代。そのようなメッセージが伝わってくる。
柱が建つ。という言葉も。
あとから、遷宮のために用意された新御敷地のイメージだ、と感じる。
 
「錦木」
 
エッセンスをたらしていただいたとき、どまんなかに入ってくる体感。
その後、イメージを観たし、たくさんシェアをした記憶があるのに、もう思い出せない。
ただ、どまんなかに入ってきた体感。
 
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旅のお話会の開催の告知を初めて投稿したとき……


〈水を編む〉という漠然とした体感は、〈レイを編んでいる〉のだと感じるようになります。
 
(大きなレイ)
 
ハワイ語で「レイ」は、「愛しい人」「絆」「親愛」を意味することばです。
レイは、自然の物でできていて、神の分身と考えられていて、誰かにレイをかけてあげることは、
 
(この出逢いに感謝します)
(繋がりを大切にします)

そんな心がこめられていると知り、旅のお話会に来てくださるみなさんに、そのようなおもてなしができたらと願っていると、綴りました。

(レイをかけてもらうと、ふわりとあたたかくて、やわらかな笑顔になる)
 
ひとりひとりにかけられたレイは、繋がって、地球にかける大きなレイに。
地球は、宇宙のレイに。
 
……
輪になったフォトブックは、美しいレイのようです。


和美さんは、エッセンスというレイを、ひとりひとりにかけてくださり、私たちは、そのレイを受け取ったのだと気がついて……

撮影 恭子さん

このうえない感謝と、受け取ったものを循環する、尽きることのない歓びに包まれています。
 
大橋和さんの旅のお話会は、続きます。
 
次のお話会は、イスラエルの旅。
東京 自由が丘で、明日(10月2日)開催です。
 
美しいフォトブックが、レイのようにつながり、フォトブックを受け取った人が、各地でつながり、バトンを渡すように、その美しい振動が、地球にかける大きなレイとなっていくのを感じます。
 
浜田えみな
 
水を編む

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岩手への旅 ~トランスフォーメーション~

内なる旅


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