仕事を持つ社会人によるオンライン留学奮闘記②(授業内容・使用ツール・教材)
このシリーズは、過去に中国に留学しながらも帰国してからは一切中国語に触れずそのまま十数年すぎた社会人が、ふとしたきっかけで【特別奨学金】中国大学オンライン語学留学を知り、慣れない中国のオンラインツールと仕事の調整に奮闘するお話です。
同じように仕事を持ちながら勉強を頑張る方、学生時代にやり残して心機一転語学学習を始める方の力になるべく書き綴るものです(内容順次更新予定)
授業内容
私が参加している高級一班の授業はこんな感じです。
月曜日から金曜日までの9:00~10:45(途中15分の休憩)
月・木:総合の授業(リーディングや文法)
火・水・金:口語の授業(会話の練習)
先生が学生とコミュニケーションをとりながら進めていくスタイルなので、いつ自分に当たるかわからずボーっとできません(笑)
教材は事前にダウンロードして印刷したものが手元にありますが、画面共有してくれるのでモニターを見ていることが多いです。
使用ツール
途中から追加されたツールも含めて、以下の通りです。
日本でいうところのLineのようなアプリです。日常の連絡はこのWechatでされます。
163.com邮箱
フリーメールです。テキストや音声・授業の録画が送られてきます。
国际教育云平台
宿題はこのアプリから提出します。
国际中文智慧教育云平台
発音の練習をするアプリ。
自分の発音に対して採点があり、何度もやり直しができますが、100点を取るのは至難の業です^^;
テンセントミーティング (Tencent Cloud)
ビデオ会議ツールです。ほとんどZOOMと同じ仕様です。
教材
教材は、メールに添付されて送られてくるものを印刷したり、タブレットなどで見ます。
授業中は画面共有で見ることもできます。
印象としては、「内容がちょっと古いなぁ」という感じです。
もちろんあくまで言葉を学ぶためのものなので、多少古い内容でも良いのですが、違和感があるものもあります。
例えば、口语第10課のタイトルは「你想要个孩子吗」
「子供を持つべきか」は、このダイバシティが進められている現代では、かなり扱いにくい内容ですよね??^^;
結婚するorしない、子供を持つor持たないという2択では論じられません。
LGBTQといった性的マイノリティへの人権問題、ジェンター平等問題とも隣り合わせの話題になりやすく、下手すればセクハラにもなりかねない内容です。
現地への留学ならまだしも、オンライン留学は年齢も状況もバラバラな人が授業を受けています。
「産みたくても妊娠できず治療中」「結婚したくても相手が同性で法律的に無理」「離婚協議中」「子供を亡くした」などの状況があってもおかしくないので、教材のテーマ選びはなかなか難しいと思います。
(体験記③につづく)
私のTwitter(主に中国語の勉強について発信しています)
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