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娘にバスケを辞めさせてあげるまで

小学4年生
自分で始めたいと 始めたミニバス

いつからか 行くのが辛くなり
初めは それでも 頑張って 行ってたんだよね
母に怒られ 周りに助けられ
何とか 何とか 続けてこれたね

年子の弟は 1年生からサッカーやってから
仕事をしながらの 両方の送迎は
本当に 本当に 大変だった

それでも 君たちの勇姿を 見る為に
夜勤だろうと 疲れていようと
何度も 足を運んだよ

いつからだろうね 
行くのが辛いじゃなくて 怖いになったのは
コーチの言葉 仲間からの圧 仲間への失望
全てが 君の ストレスになった

それでも 私がやりたいと始めたから と
だから 辞めたい その一言が
なかなか 言えなかったんだよね

引っぱたいてまで 行かせた日もあった
怒鳴ったこともある 
ごめんね

親との付き合い これからの事 
大人の事情で なかなか 決断出来ずにいた
でも 決めたよ 

頑張って 伝えてくれた 君の言葉
ちゃんと 受け止めた

気付かないふりをして あと少しがんばろうと
あの手この手で 説得はして来たけど
君が 笑って過ごすことが 1番だからね

小学6年生 主力の君が 今 この時期に
退団することは 周りの目 かなり厳しいよ
でも 大丈夫
母は 君の味方です
そして 仲間たちも きっと分かってくれるから

約4年間
得たものも たくさん あったはず
バスケを 心から好きになる事は なかったけど
心から 嫌いになっちゃう前で よかった

会長さんに 電話をして もう無理です と伝えた
残念だけど しょうがないよね と言ってくれた
いつでも待ってるよ と伝えてくださいと

弟は サッカーとバスケの 掛け持ちだから
いずれにしても バスケに顔を出す私は
少し 複雑だけど それも 親の役目として
がんばりますよ

ゆっくり休め 娘
そして たくさんの感動を ありがとう

君の 毎日に 笑顔が 戻ってきますよーに

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