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戦争と平和


今週は戦争に関するニュースや記事を色々読んでいて、戦時中は人間だけではなく動物も供出され戦争の犠牲になっていたことを知った。


犬や猫、うさぎ、馬などを毛皮や食肉として利用するためだ。
それも、飼い主の目の前で殺されることもあったらしい。
(国は供出された多くの動物を管理しきれず、利用されることもないまま亡くなっていった動物も多くいたらしい。)

私は飼っている二羽の可愛い可愛いうさぎを、「愛されるべくして生まれてきた大事な子供」と認識しているから、戦争のために犠牲にさせるなんてとんでもない。
お金ならいくらでも出す。
いくらでも働いてお金を捻出するし、全財産差し 出しても構わない。
だけど命は死んでも渡さない。

どんな理由でも差し出すわけがない。
国民に、大切な家族である動物の供出を命じた政治家は、たった一つしかない尊い命を戦争の犠牲にし「ありがとうございます」「おめでとうございます」と国から言われることのおぞましさを感じなかったのだろうか?
そんな感性、もはや人間ではない。

もう戦争なんて 二度と繰り返してはいけないと思う。
戦争を経験したことがないのにこう言うのは、自分の家族や未来に生まれてくるであろう子供にこんな凄惨な体験をさせたくないから。
自分の家族と、将来私たちのもとへやってくるだろう子供には、幸せな未来を保証したい。
だからこの世界を平和にしたい、もっといい場所にしたいと本気で思っている。

「ひとはなぜ戦争をするのか」という本を読んだ。フロイトとアインシュタインが交わした書簡を本にしたものである。


フロイトは、「人の心に破壊衝動が潜んでから戦争は起きる」とした。
もちろんそれだけではない。
政治的な要因、民族的な要因、経済的な要因ななど、複雑なプロセスを孕んでいるのが戦争だ。
アインシュタインは、「人々が文化を高めていけば戦争に対する抗力になる」とした。
同じ歴史を繰り返さないために、戦争が起きないようにするにはどうするべきかを考えるために、人は学ばなければいけないのだと思う。
自分を守るために、大切な人を守るために、未来のために、私は勉強している。



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