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思い出の夏休み(ハワイよりも郡上踊りが一番楽しかった)

こんにちは。物語コンサルタントのemikoです。

この季節の話題は、「夏休み」が多いように思います。

私は夏休みは「ちょっとずらしてとる事が多い派」なので、
私にとっては、いつもこの時期というわけでもないのですが

先日、「ホテル郡上八幡」が廃業になるかもしれないという記事を見て
「おお!そうかあ、郡上おどり、楽しかったなあ」と
懐かしい思い出と共に、温かい気持ちが蘇りました。

そう、あれは、12年前。
私が会社員時代に、転勤で岐阜に1年限定で行っていた頃の夏休み。

中学時代からずっと東京で、ほぼ地方での暮らしが初めてだったので、
この1年がびっくりするくらい、すごく楽しかったのです。

はっきり言うと、もうずっと夏休みみたいなもので。

もろろん、転勤ですから、仕事ではあったのですが、
殺伐とした都心の本社を離れ、地方の支店へ行くことになり、
最初は嫌だった気がしますが、行ってみたらのんびりムードで
人も穏やかで良くて、ひそかに「疎開」と呼んでいました笑

ちかくに郡上八幡という水の綺麗なエリアがあって、
毎年7月から8月、特に8月お盆あたりには、「郡上の徹夜踊り」というイベントが開催され、東京から遊びにきた友人と
ここに初めて参加したのです。

この郡上おどりは有名で、日本の三大盆踊りの1つなので、とっても賑やかで
年配の人だけかと思いきや若い人も、まさに「老若男女みんなが円になって踊る」イベントなのです。

私たちは上記の「ホテル郡上八幡」に宿泊したので、
夕方に浴衣を着付けてもらって、踊れやしないけど、列に加わり、音楽に合わせてなんとなく見よう見まねでフリをしているうちに、なんとなく踊れるようになってくる。まあ私はめちゃくちゃだったのだけど

そのうちに、踊る事が楽しくなってきて、もっと踊りたくなってくるんですよね。
「下手だけど、そんなの関係ない!なんか楽しい!」
とう感じで、この恍惚感はなんでしょう!

観光者っぽく、踊らないで見ている方もいたけど、
これは列に入って、下手でもやってみることも価値があるんですよね。
やってみないと分からない。これは本当に全てのことでそう。

そんな感じで、友人も私もなかなか踊りをやめられず、深夜まで踊ったのでした。きっとやっているうちに、エネルギーが高まって、
とにかく楽しかったのだと思います。
そして気持ちも解放された。

こんな経験は意外とないです。都会の人ほど。

12年間の夏休みを振り返ってみて、
ハワイに行くのも良かったけど、感情、感覚が楽しかったのは郡上おどり
これでした。

プランハプンスタンス(偶発性理論)で偶然ふってきて
1年限定の転勤で行かせていただいた岐阜でしたが、
「思いがけず踊る」という夏休みを過ごす事ができて、あれは貴重な夏休みでした。ほんと。

意外なことや、自分ぽくないことを、夏休みはしてみると、特別な思い出になるかも。違う自分を発見するのは楽しいです。

聞いていただいて、ありがとうございました!










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